Taeko Goto Blog

保存版:レディスのためのイエローアンダートーンコーディネート3(オータム単品)

イレディスのためのエローアンダートーンのコーディネートの解説第3弾としてオータムの解説をします。 スプリングとの違いは、にごりみがあり、深く重く、渋い色が多いということです。つまりオータムの人の心もこれと同じで、根幹的に重く渋いメンタルを持っているわけです。重い、渋いって? そう、こだわりが強く、自分の価値観がはっきりしているので、何でもいい・・・はなく、「私はこれ!」「私はこう判断する!」という基準がはっきりしていますので、好き嫌いも自ずとはっきりしてきます。

コーディネートの基本的考え方

トップスの説明をしていきますね。ボトムはオータムではないものが殆どですので、組合わせは無視して下さい。顔の近くのトップスだけあってれば問題ないと思っている人がいらっしゃいますが、装いは1mも離れれば全身が他人に見えますので、トップスだけが似合う色でも、上下で見たときあなたにはチグハグなカラーコーディネートで、完成度がない無意味なものになってしまいます。
そもそもアンダートーンが合わない上下では、「あなたの肌」というキャンパスに色が付いている以上、適性不適正が存在するという事実を忘れてはいけません。トルソーに何を着せても大丈夫なのは、そこに生の肌色が存在しないからです。あなたという個性を活かすことが装いですから、合わせていくものは自ずとあなたの肌色が中心軸となるわけです。

オータムのトップス

深緑で暗清色ですね。つまり、純色の緑に黒だけを足したような澄んで濃くなった緑です。グレーが入ると、いわゆるカーキ系に変化していきます。この場合、実はウィンターとの区別は非常に難しく、この色ならどちらが着ても着こなすことが出来ます。ただし、オータムで濁りみの強いポジションお方はちょっと浮いたような見え方になります。また、ウインターでも明るい色が得意な方は重く暗すぎるということにもなります。どちらのシーズンの人が着ても自分のカラーのボトムで自分側に引き寄せるコーディネートで完成度を高める着こなしがポイントとなります。この色が似合う芸能人を考えれば、ウィンターなら仲間由紀恵さん、オータムなら榮倉奈々さんがお似合いになると思います。この写真のスカートは真っ白にした場合、仲間さんにお似合いでしょう。榮倉奈々さんならカラシ色のスカートを私は履かせたいですね。

オータムのパンプキンに近い色です。前縦のフリンジのような素材で出来たペーズリーのような柄が、オータムらしい表面変化の奥行きを感じられるブラウスです。色や柄が凸凹感がある表面で作られた服は、まさにオータムの人がもつ独特な雰囲気があってこそ、素敵に着こなせるともいえるので、エスニックや民族調のアイテムはオータムの方にはおすすめしたい香りです。

 

ベルスリーブは今年がピークのトレンドかと思いますが、ドラマティックな雰囲気があり私個人は大好きです(が、案外邪魔になるので動きは悪いのタマニキズ)。この赤は、ややえび茶に偏った深い赤でなかなかない色です。ドラマ性と艶やかさと熟成した大人度を表現するにはいいですね。黄緑にライトグレーを足したグレードイエローグリーンのロングタイトスカートなどと合わせたら色っぽいですね。赤に緑は補色ですから、原色を避けて色のトーンを鈍くして組み合わせると、ギラギラしないでコントラストがあるのでとても素敵になります。濃い色が得意な人は、ボトムをカーキやオリーブグリーンにすると引き締まります。

 

このブラウスが、いわゆるグレードイエローグリーンです。スクエアカットのデザインも丸やVネックよりは個性的度合いは高まりますので、オータムらしいということも言えます。織り柄のストライプというひと味凝ったストライプも技ありな部分ですね。スクエアの襟型はプリティなイメージからクラシカルなイメージまで、演出が合わせるもので広いので、案外応用が効きます。Vネックはスッキリしていてシンプルですがデコラティブな演出が出来ないので、来やすいですが一辺倒な着方になってしまいがちです。襟の形も好き嫌いの範囲があるところですが、種類があったほうが自己表現は広がりますね。

 

この上下はオータムの見本のような配色で、なおかつエスニックな柄と配色のブラウスで申し分ない色ろ柄ですね。ただ、ブラウスの色に中に紺色っぽい色がNGになるので、ブラウス全体の中で30%未満であるかどうかが買うべきかどうかのボーダーラインで、これは合格といえるでしょう。そして、正しいパンプキンのパンツが下に来ることで、さらに全身としてオータムの面積が大きくなるので、問題の色の構成比が小さくなり、問題点がさほど影響を及ぼさなくなる・・・というのが、この例のいいところです。

 

カーキのカットソーと蜂蜜色のパンツも素敵な組合わせです。蜂蜜色はオレンジと黄色の間でそこにグレーを足したことで出来上がります。類似色相なのでまとまりのよいコーディネートです。もうちょっと黄色に寄るとマスタードになるのがこのパンツですが、もう少しオレンジに偏っていることでカーキに対してマスタードよりコントラストが生まれます。

 

黒のスカートは論外ですが、ティールブルー(深い青緑)のニットは代表的なオータムのブルーといえます。このニットはかなりラブリーなものですが、とにかくこの色はオータムの多くはお似合いになるポイントの高い色ですので、必須カラーといえます。

 

マスタードのブラウスも濁りが強いものから清らかな物まで幅がありますね。こちらは中間な色合いです。真っ白のスカートはNGなのでせめて生成りやベージュで対応して下さい。上のニットのような青緑のスカートと合わせると素敵です。青と黄色は反対色の関係性なので、コントラストが効いてモダンな雰囲気になります。

こちらが濁りの強いマスタードと言うことになります。これ以上濃くなるとブラウンに見えるようになります。レースのブラウスは無地に比べて透け感とレースの柄からくる複雑さのニュアンスでクラシカルになったり、プリティになったり、エスニック、ゴージャスと様々な方向にムードが変わり、それに色のイメージがシンクロします。要素が複雑にシンクロする味わい深さがオータムの心理の複雑さと共鳴します。

オータムのポピュラーなバナナ色の黄色です。イエローアンダートーンには基本中の基本といえる色で、多くの方が点数が高い難易度の低い色です。優しく穏やかな品の良さが出せる色ですね。ブルーデニムはこの肌には作業着っぽい感じになってしまいます。カーキのデニムだったらオータムの高貴な雰囲気を壊さずに、全体の完成度が保たれます。

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