Taeko Goto Blog

ビジネスは結局自分の本質を探り当てることでうまくいく(1)

20代の頃、自分が何が得意でどんな仕事に向いているかなどわからないものです。私はいわゆる三流大学卒でしたから一流企業に入れるわけもないと思っていましたし、たいした自尊心もなかったので面接に出かけても、ぼやけたことしか発言できなかったな~と思い出します。なので、とりあえずまあまあ好きな服飾業界に行ければよしとするか~な程度で、サラリーマンで生きていくことしか考えていなかったです。 ですが人生とはわからないものです…。

不本意な異動が自分の優れたポイントを見つけた

 私は人前で話すのが苦手だと信じていました。それは小学校の時に学級会で名指しされて全く喋れず惨めで泣き出した経験があったからです。ただ、大学生になった頃やたらと「アイデンティティ」という言葉が気になり出しました。「自分らしいということ」という意味にめざめたのですが、それまでの人生で自分は優れていないという想い込みも結構あったので、何を言っても「弱者の雄叫び」になってしまうとも思っていました。そんな私が就職をして最も苦手と思う店頭接客の職場に行ったとき「やばい!」と心から思いました。そして、もっとやばいことに、入社して4ヶ月目の夏に、まだ何もできない私が店長代理という肩書きで、小さい店に異動させられたのです。 そのときの苦労話がこの記事です。

 

この記事にもあるように、よもや上司に仕事を指示して自分の目の前の問題を切り開くことをやれるとは自分でも思っても見なかったですが、危機的状況の中で打開策を考えなければいけないからこそ、自分の意外な図々しさに気づけたのです。この経験から「上司は使うもの」という学びをしましたが想像もしないことでした。

あり得ない異動からさらに自分の能力を知る

 そこから自分への自信を少し回復した私は、実績をつくることへと意識を集中させていき、新入社員として表彰されるまでの数字を作ることができました。 そのときの考えていたことは、この記事です。

 

 

このように実績をつくった私は3年目で念願の本社に異動になりました。異動先も希望したバイヤーです。ところが、バイヤーはとても煩雑な業務で慣れるのに1年もかかってしまい、さあ2年目から本腰を…と思っていたら、またまた不本意な異動を命じられました。それが人事教育です。
 全くもって不愉快で、人事にくってかかったのを覚えていますが、人事部長は「まあまあ、やってみなさい。」的に受け流された記憶があります。全面的に不満タラタラな態度で人事にいきました。 ですが、やってみなければ解らないから文句だけ言ってるより、まずはやってみてどうしてもダメだったらその時に辞めるなり判断すればいいやと思いました。すると… これまた意外な自分を見つけたのです。1年間研修補佐などの仕事をし、外部研修にも行かされた後、マニュアル作り、研修企画の仕事が課長を飛び越して部長から命じられたのです。

何で私?でも、やってみるしかない

 外部研修でグループ企業全体があつまる厳しい教育者担当研修も複数回を制覇した経験から、新しい企画は私の方が適していると部長が判断したと後からききましたが、その頃から、受講生にどんなメニューを体験させるべきか想像して組み立てる頭が動くようになっていました。新入社員研修、店長研修、マネジャー研修といきなり3つすべて作れと言われた時は驚愕でしたが、何とか作ってダメだしを覚悟し、すんなりOKをもらえて更に驚いたのを憶えています。
 苦手だと思い続けていたら前向きに取り組むことはできなかったでしょうが、ダメなら辞めればいいと開き直って人事教育に取り組んだからか、教育企画が得意になれた事実に気がついたのです。

まとめ

このように、自分が得意か、自分が好きかということに関係なく、不満でもやってみることで自分がどんな本質に繋がっているかを見つけていくことへの訓練をサラリーマン時代に培ったのです。自分が好きかどうかが必ず自分の本質に繋がっているかはわかりません。なぜなら、あなたの「好き」に逃避が隠れている場合もあるからです。35歳くらいまでは、とにかく経験してみることで本当に何が好きかがわかってくるでしょう。それでも私が自分の「本質」の色と出会うまでには、まだ時間がかかったのです。それには、その手前で私が体験すべきことがあったからです。その続きは次に…。  

 
 

 

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