Taeko Goto Blog

親の価値観と自分の価値観を混同しない(2)

さて、2回目は父との関係です。父は私と同サマーのグループにに入りますので、同じ種類の「色違いの花」みたいなものですが、彼の色は水色、私はプラム(赤紫)とかなり開きがあります。 それに父にはいくらかの自閉という発達障害があったようで、そこが色だけでは語り切れない精神構造をつくっていたことも事実です。

押しつけないかわりに関心がない?

プラムは純色に戻すと赤紫で、中性色(暖色と寒色の中間)になりますから寒色よりは暖色に近寄っているポジションです。水色はもとは青ですから「意志」の色です。性格を見ると温かみからはほど遠い印象でした(但し他人にはかなりいい人ぶる)。では彼がクールなのか?というと、おそらく自閉気味で感情を受け取るセンサーが弱く、かつ両親、特に母親から愛された記憶が全くないという気の毒な人でしたので、愛情の伝え方を知らないまま親になった人というのが正確な表現だと思います。おそらく彼の母親も自閉があり、感情を伝えるコミュニケーションが抜け落ちていたために、自分が親になっても子どもを愛する感覚がわからなかったのでしょうが、関心が子どもに向いていないようにしか見えませんでした。 が、彼がもし赤やオレンジの人だったらもっと苦しんだでしょうから、そこは神様のはからいなのかもしれません。

自分が愛された記憶がないと、人を愛する意味がわからない

彼が唯一親らしかったのは、思春期の私が謎があり過ぎて父にたくさんの質問をぶつけた時期に、頼りにされた実感があったようでつかの間の親気分を満喫していたようです。 正直私は彼が応えた内容は全く記憶に残る満足なものはかったのですが、水色の彼はスタンスを変えることなく、傍観者のように坦々と応じていました。 これが緑の人なら相手の役に立っているのかと子どもの精神状態を心配するでしょうし、オレンジなら元気づけようとか楽しくさせようとか思ってしまいがちです。ましてや赤の人なら持論をまき散らすかもしれませんが、水色の彼は私を心配するというより、坦々と自分の考えを述べていたように思います。必要以上に踏み込んで来なかったからこそ、聞く気にもなれたのでしょう。

大人になった子どもに愛されて、やっと少し親子の愛を受け取った晩年の父

父の育った環境に加えてDNAで引き継いだ特性も加味して父の心理を分析していた私は、私も子育てが概ね終盤になった頃から親を大事にする行動に出て、子どもから受ける気づかいを何となくほのぼのしたものと思っていたようです。この瞬間は青緑によっていたかもしれません。 青が緑に傾くと、「意志+愛=人助け・貢献」 となり、自分に心のゆとりがある時は、お小遣いを渡してくれました。彼なりの青緑と、少しばかりの優越感(オレンジのプライド)の補色セットだったのかもしれません。残念なことがたくさんあった父ですが、母のように障害となる印象がないのは、同じ品種の花だからでしょう。

まとめ

赤紫を渋くしたプラム、青に白を足して淡くした水色はご近所さんのような関係ですが、白を足すかグレーを足すかでかなり開きがでます。 「淡くする=軽くする」 「暗くする=重くする」 は精神的重量比が異なります。重い人は「頑な=意志が強い」ですし、渋い人は「複雑=こだわる」 ということですから、淡白ではありません。
父は淡白、私は複雑ですみ分けていますので、父にすれば私は不可思議なこだわりやに見えたことでしょうが、幸い淡白さんは、複雑さんの畑にドシドシと入ってこないので、価値観の衝突はなかったのです。

暑苦しいにせよ、淡白にせよ…
押し付けられても自分の境界線を守り、
声をかけてこないにせよ、それを無視と取らず…
自分と親の違いを受け止めて、いらぬ呪縛は消去する、それが大人の生きる道…ですよね。

 

 

 

 

 

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