あなたは、ナンパ塾という存在を知っていますか?
ここ1か月で「ナンパ塾」という言葉を耳にしました。 あれ、懐かしい言葉だな…と思いました。 記憶を辿り、15年以上前にナンパ塾に行ったことがある男性が2名ほどいらしたことがあったのを思い出しました。当時も今も、ナンパ塾で教えていることに進歩がないのだと確認するに至ったのでした。
ナンパ塾でいう、女性を誘える服装の規定は、ずっと真っ黒のまま
そもそもナンパ塾ってどうぢ手存在するかといえば、彼女を作りたい男性が女性に声をかけてデートに誘い、お付き合いに至るためのノウハウを知り訓練するところです。私がかつてのお客様から聞いた時も、服装に関してはとにかく黒でかっこいい感じ、凛々しい感じを演出しろという定義です。個性以前に自分に自信が持てない奥手な男性が彼女を作るまでの台本があり、その通りに動けば彼女ができるという定義になっています。
何をしゃべればいいのか分からない、会話が続かない、緊張してしまうという男性に対応力をつける訓練塾としては存在意義はわかるのですが、全身真っ黒を着ていれば問題ないという指導はいかがなものかと思います。黒はその人の個性をまるつぶしして覆ってしまうための道具です。だから公の席で重宝されるのです。公ならそれも理解できますが、デートという極めて個人的なシーンで黒を着るのはセンスがないから取り敢えず黒を着たのね…と、すぐ見抜かれてしまいます。裏を返せば、自分を出すことが怖くて鎧を着て現れたと女性の方は直観的に見抜いてしまします。
ましてやハイブランドの黒の服を着ろと規定されるそうで、似合うかどうかではなく、ハイブランドの黒なら合格という指導の短絡的な考えには開いた口が塞がりません。土の時代の話が風の時代になっても通用すると思っているような感性で女性と心を通わせるのは難しいだろうと想像してしまいます。
ナンパ塾で訓練した男性とデートした女性の本音
先日、ナンパ塾で指導を受けたという男性とデートしたという女性がいらっしゃいました。
ご本人も似合う色を確認したくて来たわけですから、全身をハイブランドのブランドの黒で身を包んでいる堅い職場で働いているこの男性を気の毒に感じてしまい、こう思いました。
「真面目できっといい人なのに、こんなハイブランドの黒づくめを鵜吞みにして着てしまうのは素直な人だからなんだろう。」
と、無理してオラオラに振る舞うお相手を見て気の毒に感じ、はっきり伝えてあげた方がいいだろうと思い、
「あの、あなたはとてもまじめで誠実な方だと感じるので、無理して頑張って台本通りに演出するのはやめた方がいいと思います。黒の服もお似合いではなく、あなたらしさがないと思います。」
と、お伝えしたそうです。これを言われた男性はショックだったかもしれませんが、その人を思いはっきりと言ってもらえたことは幸せだったと思います。女性は30代後半のしっかりした方でしたので、はっきりとした意見が言えたというのもあるでしょう。
過去のナンパ塾の流れから来た男性陣の変化
私のもとに何人かの男性がナンパ塾からいらした大昔の記憶を辿ると、彼らに足りていなかったメンタルが、彼らを委縮させていたと思います。
ナンパ塾に行く動機はいくつかありますが、私が聞き及んでいる感じは下記のとおりです。
●自分に自信がない
●自分の外見に自信がない
●自分は自分のままでは駄目だと変わろうとする意欲はある
●こと、女性に関してだけは苦手である
●足りていない不足部分を補えば問題が解決すると思っている
●女性をリードするためにハッタリを利かすとはどんなものか、知りたい
私のところに来た男性たちは、黒を着ろと言われても、それは違うという感覚があり、だったらいっそ似合う色を調て服を調達した方がいいんじゃないかという結論に至った方々です。で、サマーやスプリングのやはりソフトタイプの男性でした。
ソフトタイプのサマーとスプリングの人達は、インパクトが売りではないので、黒を着てしまうとしぼんだ印象になってしまいます。肌が優しい質感なので無理して堅い素材と色を着てもつり合いが取れず、気の毒さばかりが強調されてしまうのです。
このような個々人の特徴を無視してテンプレートで人を成功に導こうとするのには無理がありすぎるというしかないですね。ソフトタイプの男性は皆、う、悪いかないままになるか、うまくいかない体験を通して自分に気付けるか? いずれにしても余計な時間と労力が掛かってしまう訳です。
お付き合いをする女性を求めるとして、女性は無理して頑張っているす姿がみたいわけではありません。
その方が自分をどのように扱っているのか?
自分を認めている人なのか(=自己肯定感の度合い)?
相手の個性を受け止めるゆとりがあるのか(コミュニケーション力)?
お互いの相性の接点と発展性があるのか?
大体はこのような感じではないかと思います。だとしたら、とりあえずハイブランドの黒という選択では、自分に自信がなくて個性が語れないという心理がもろバレな状態ですので、それでうまくいくなら、その女性も自己肯定感のない寄生先の男性探しをしていることになります。勿論、そんな恋をいくつかして耐性や感性を養うことが無駄ではないことも付け加えておきますが、根性が必要というのも事実です。
似合う色は、自分と向き合うための最高のツールだと私は思ってお客様と接しています。自分を育てるためのツール。
見かけだけの自分を取り繕うだけでは済まされない奥の深い、味わい深い神秘の声を聴く自分との語らいなのです。
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