Taeko Goto Blog

顔が白くなるのが似合う色じゃない!白いだけでは不気味なだけ

出版をさせていただき、読者が私のセッションを受けにやって来る日々となりました。 立て続けに診断ミスされた人の遭遇することとなり、間違い診断と気づかずに診断士を名乗る同業者への困惑は、止まるところを知らない状態です。

顔が白くなることを、顔が明るくなると思っている目利き間違いに気づけない診断士たち

どうやら私が思っているより、間違い診断に気づけない診断士が多いようです。嘆かわしい事態です。これじゃあ、診断されても貧相にしかならないのだから、褒められるわけもなく、身体の調子が良くなるわけもありません。


ましてや本当の自分に向き合う事など出来るわけもないですね。本当の自分と出会うことが出来ないどころか、惑わせるカラー診断になっている事実を、教えている学校が気づかないのなら、似非診断士は増えるばかりとなるでしょう。ならば、あなた自身が相当気を付けて診断士を選ぶしかないのです。

カラーの学校の実態を後藤の目から振りかえれば・・・

カラーの学校で学んだレベルは、私が自分で培ってきたこれまでの技量のを10とするなら、1程度の入り口に過ぎません。私がカラーの学校に行ったのは38歳で、そこまで16年間サラリーマンでアパレル小売業で教育担当者を最も長く経験してきた身としては、教えることに長けた人が先生をしている訳でもないし、いい診断士を育てたいと思っている人でもないので、仕事としてやっているだけの人がほとんどだと思いました。だから、教え方がマニュアル的で魂が込められているわけではないのです。


そもそもお客様の成長を願って診断をする診断士を育てる土壌はありません。技術を薄っぺらく教えて稼ぐ・・・、それが学校です。私がそれが大嫌いなので学校を経営する気は毛頭なく、教え子を取る形で要求されたら教えるようにしてきたのは、このような残念な情景を さんざん見てきたからです。目利きが必要な技術職(匠)は学校では育ちません。技術が無いからです。あるのは知識(座学)だけです。
私は学校で1を学び、試行錯誤で残りの9を自力で鍛錬してきて20年が経ちました。

顔が白くなることで、うすら寒く「幸薄い」印象になることに気づかないのは、顔だけを見て品格を追求しないから

そもそもどうしてカラー診断をするのか? それは自分らしさに少なからず焦点を当て、自分と向き合う精神性があるのではないでしょうか? 単に「似合う色」をしって見てくれを向上したいという欲から始まる人もいるでしょうが、似合う色を着る体験の中から結局は自分の特性や強み・弱みを見ていくことになると思います。個性にスポットを当てたとき、顔が白いことがどれほどの価値観なのでしょう?
写真や動画などの撮影をするラフ板で顔を明るくするとシワや陰がなくなりキレイに見えるという撮影基準の下からの光の役目を服にさせるという発想で「明るい」を重視したばかりに、それが顔が白いことの評価になったのでしょう。 問題点をまとめると、
・スタジオを光のあたり方と、私達が日常の陽の光や部屋の光源で見る顔色では、基準が違う
白いこと=明かるい ではないと気づけない
白さより健康感を感じる血色の良さのほうが重要視すべきだと知らない
・診断間違いしている診断士は、白さを見ているので青白くて血色が悪い人状態を良と判断し、イエローベースをブルーベースに見ている(暖かみのある肌色を血色の良さにみることが出来ない)

ブルーの強み(日陰)とイエローの強み(日向)は、それぞれ強みが逆転するから、一律の基準で見るのは男と女を同じ基準で評価するのと同じで意味が無い

女性は受け身が上手くて男性より筋力はありません。感情は複雑で、男性はその女性いの勘どころの良さと複雑さで所詮かなわないと思っていたりします。その女性を筋力も無くて甘え上手で面倒くさい生き物だからダメなものと評価しますか? 男性は単純でいつまで経っても少年みたいで手がかかる筋力だけある単純な生き物だと評価しますか?


顔が白いことでいいというなら、このように短絡的な基準で相応しいものを切り捨ててしまうようなものです。人は一人一人違うからこそ、面倒で奥行きがあり興味深いのです。顔が白くならない方がいい人だっているという幅のある見方をできないと個性を引き伸ばすことなど到底無理だろうと私は思います。    

 ブルーアンダートーンは青みがあるから涼しげな空気が似合い、イエローは黄みがあるから暖かみの空気が似合い、そこから見えてくる風景のとらえ方も、論理と主観に別れていくのです。この違いを踏まえずに、両方を「顔が明るい=白い」で捉えるなら、男と女を同じ土壌で並べて善し悪しを評価するようなものです。違う生き物ですから意味がありません。
 結局のところ、勝ち負けや都合不都合、得か損かの次元が低い価値観から物事を捉えるから、このようなものさしを出してくるのだろうと想像します。暗いことが特徴の人もいます。私のように濁った分かりずらいことが特徴の人もいます。多様な個性の美しさを見つけるために私はカラー診断を使うべきだと思っており、短絡的なものさしの上に全ての人を乗せて測るような使い方に疑問を持ちます。

 

 

     

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