Taeko Goto Blog

子どものセンスを見出すのも親のセンス…には違いない

 この8月に子ども入学祝いとしてカラー診断を受けさせた親御さんがいました。その両親もカラー診断を受け直したことで、自分の姿がかなり解明できた喜びから、子どもの姿を自分たちの都合で見ていないかをチェックするための意味もあるとおっしゃっていました。

子どもは全く違う色を好んで着ていた…アニメキャラに左右される色の傾向値

 お子様には小学校入学祝いとしてカラー診断をすると伝えたそうです。お嬢様は先に受けたお母様の変身ぶりをみて、「ママだけ綺麗になってズルイ!」と感想を漏らしたとのことでしたが、お嬢様本人が好きで選らんでいた色はサマーの色ばかりだったのは、TVアニメのキャラの中心人物が、ブルーベースのピンクを使っていることが圧倒的に多く、憧れがブルーベースになってしまう影響が生まれるからでしょう。

 憧れの色が似合わないオータムという結果に、その直後、このお嬢様のテンションがどうなったかと言えば… 全くしょげることもなく、ショッピングエスコートでは自ら渋い茶色のシューズをいいと選んでいるくらいのセンスの良さを披露してくれました。 聞けば、彼女が入学前に自分で選んだランドセルの色はオータムの深い青緑で、彼女にとってにとって100点の色でした。潜在的に解っていたかのようなお話です。

自分で選ぶアンテナも持っているが、それに気づけない親を責められるものでもない

 このように、子どもは無意識でも自分の似合う色を知っているかのようなチョイスを見せることもままありますが、憧れのアニメキャラに引っ張られることも多くあり、自分とは違うものに憧れる想いは大人と同じです。ただ、大人よりは屈折の歴史が浅いうちに、自分の軸を知っておくと例えぶれたとしても、どうぶれたかを推し量ることも出来るので、流されっぱなしの人生に歯止めが利くと言えるでしょう。

  子どもの好みは尊重すべきです。加えて、自分軸とはどういうものか、生まれ持った肌という動かしがたい素材から正しく自分を眺める観点をひとつでも与えられているなら、他人や周囲にばかり流される癖は和らぐというものでしょう。親も自分の思い込みや癖をたくさん持っていますから、それを取り除いて子どもを直視するのは難しい話です。客観的に子どもをみることなどそう簡単にできることではありません。基準値がひとつあることで、お子様本人も自分がどうしてズレているのかを模索できる手立てが手に入ることになります。

いざ解ると、子どもは思ったより前向きに自分道を意欲的に進む

 我が家の息子も既に27歳という大人ですが、彼が自分の色(オータム)を知ったのは5歳でした。でも小学校5年あたりで、似合わないブルーアンダートーンの真っ青を着たがることもあり、自我が強まれば憧れの青、つまり戦隊もののヒーローがイメージできる色を求める心理も当たり前に働きますよね。 5~6歳で似合わないとユニクロの売り場で息子と言い合ったこともありましたが、それを反省して5年生では好きにさせました。が、中学でオータム私服で褒められたことで一気にテンションがあがり、似合う色の威力を認めるに至り、以来彼は似合う色以外を身に付けたいと思わなくなったようで、自分道をまっしぐらに歩んで自己実現を目論んでいます。

  今回のお嬢様も、自分が選んだランドセルの色が100点の色だったという結果も含め、似合う色を選べていた自分と、周囲と合わせていた自分を子どもながらに自覚したようでした。自分の「好き」を出し渋る行動が見え隠れしていた昨今を感じ取っていたご両親は、自分たちの行動がそのように子どもを押し込めていたのだと気づかれたようで、その真摯なお気持ちも素晴らしいと思います。 常々私も思ってきました。
【子育ては、親育て・・・】
自分と違う個性をどう尊重し、育むか・・・。
永遠の課題ですが、この中に「自分育て」が含まれるのですよね、結局。

 
 

 

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