こんな問い合わせメールが来ました。
「私は自殺願望があります。 自殺というものに強い憧れや希望を見出しています。
後藤先生にどうしてもお聞きしたいです。
自殺者に1番多いパーソナルカラータイプはどれですか？
自殺願望はあるのに私のように踏み出せない人に1番多いパーソナルカラータイプはどれですか？
また、パーソナルカラータイプ別に自殺や自殺願望の理由として傾向はありますか？」
この方には既にお返事をして喜んでいただきましたので、改めてブログにまとめさせていただきます。
苦しいのではなく、憧れなのか？ 自分のここまでの人生に辛さはなかったの？
私は、このように書き始めました。
「お答えになるか解りませんが、私なりに考えをお伝えしますね。」
●私は自殺願望があります。自殺というものに強い憧れや希望を見出しています。
→ 辛いことから自殺を考えているのではないということでしょうか？ 私が普段接している自殺願望者は憧れではなくて、辛すぎるということで 死にたいというケースなので、あなたの聞きたい情報とはズレると感じます。
●自殺者に1番多いパーソナルカラータイプはどれですか？ 自殺願望はあるのに私のように踏み出せない人に1番多いパーソナルカラータイプはどれですか？
→ これについてデータを取っていないので、解りません。 なぜなら、私の所に来る方は、生きるためにどう自分を変えた方が良いのかを模索していらっしゃるので、 それぞれの方が辛いかもしれないですが自殺を考えていないのが実状です。
→ 私が別で関わっている仕事での自殺願望者は、色の世界とは無縁の方ですので、その人達のパーソナルカラーは 全く解りません。
→ パーソナルカラーで自殺願望を分類することは不可能だと思います。なぜなら、多くは生育歴やそこから来る 思い込みと、持病、人間関係と環境などで大きく変わってくるからです。
色を死にやすいタイプに分類･･･、それは私が生きるために自分を理解しろと伝えているのを裏からみた質問
●また、パーソナルカラータイプ別に自殺や自殺願望の理由として傾向はありますか？
→ これも無理がありますね。それぞれのタイプに性格の癖はあります。 それはブログにも書いてきたとおりです。
サマーは真面目で誠実で責任感があるので自己犠牲をしがちで、頑張っている自分を評価して貰えず粗末にされ ると、悲しくなり自分責めの傾向に走り、うつっぽくなります。
ウィンターは開拓心があり変化が好きで動き回りますので、それを遮られる親元や環境に育ったなら息苦しくて生きる意味を見いだせず、うつっぽくなるでしょう。
スプリングは軽快で伸びやかで楽しいこと好きの元気な人ですが、そうでない親や上司などに「お前は脳天気でバカ」と言われれば、そんな自分を抑えてうつっぽくなります。
オータムは探究心が旺盛で自分の世界を持っており、独自に物事を掘り下げたい専門家気質がありますが、それを解らない親や大人に「お前は面倒臭い、何考えているのか解らない」などと言われたら自分の世界にひきこもり、親ですら距離を置きたくなります。
ということで、それぞれに心理的要因はあると思いますが、自分の周りにどのようなタイプの人間がいて、どのよう な悪影響を与えていたかでも捻れ方がかわるので、方程式にはならないのです。関係性が変われば、現象も変化して良くも悪くもなるでしょう。
もし、ここまで生きてきた中でネガティブな要因がないなら、過去生を考えて見るのもひとつ
案外、無意識と一緒になって絡まっているのが過去生の記憶です。私はここに注目しろとは積極的には言いません。なぜなら、いわゆる不思議世界に没頭して答えを見つけて、今生きている現象界を冷静に見られなくなるのも手助けにならないからです。ただ、一部に「なるほどね･･･」といった感覚的に納得するものが私にもありました。 自分を広く理解するための材料の一部として役に立つことはありますので、何事もバランスです。
さて、この方について性別も年齢も不明なままでお答えして、伝わってくれるか･･･不安でしたが、翌日またお返事が来て、大変喜んで貰えました。そしてごご本人の気づきもあったようです。想像するに20歳前後の方なのか？と連想していましたが、自分が見えなくなっている迷いが非常に素直に表現されたものでした。
それを次回のブログで少し解説をして、この方へのプラスアルファになり、かつ、似たような戸惑いの方、あるいは子を持つ親御さんの参考になればと思います。
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