お盆休みで、移動が忙しい方も多いときですね。あなたは何をしていらっしゃいますか? 私は人のいない時を狙って動くタイプなのでお盆時期は、けっこうお籠もりしたり、このときを目指していらしゃるお客様の対応をしていたりします。
さて、ここのところお客様からの感想を続けて頂ける機会に恵まれ、大変ありがたいことだと思っています。
今回は東京在住の30歳の方です。
カラーコンサルテイングは自分の肌が示す「人生に吹く風」の種類を聞き取ること
色からくる心理分析で、そもそも自分に備わった本質の自分のタイプが解ります。
それが、こちらです。
これを受け入れていくということは、自分が生まれる当たって選んだ「人生に吹く風」を知る作業です。
例え自分が選んだことを憶えていないとしても、あなたの今回の人生をどのように織りなしていきたいかのテーマといってもいいかもしれません。
例えば、私はサマーの肌を持っていますから、真面目で気配りで隅から隅まで大丈夫かどうかを気にして手配をし、人のために貢献できたら嬉しいという性格として自分を肌で包んでいます。この肌でこの身を包むということは、その性格で最後は仕上げるということを忘れないために設定されたということです。
サマーの私は、縁の下の力持ちだとしても人が良くなるように応援するような生き方を忘れないというメッセージが肌にあります。
ウインターなら、人を引率し大きな方向性を示して開拓したり、チームを引っ張る先導役としての生き方が備わっています。
スプリングなら、朗らかに無邪気に生きることで人を元気づけたり、あるまがままに自由に生きる健やかさを表現する役目があります。
オータムなら、美意識や審美眼を謳歌して自分を探求していくことで世の中に極めたエネルギー(芸術・研究などの形)を形成して届ける役目があります。ビジネスもその形のひとつです。
なぜ自分が彷徨って感情を見ないふりをしていたのか?
今回のお客様はオータムでした。自分の役目は極めることにヒントがあります。が、極めるには持続できるエネルギーが必要で、何を極めるかという人生の大きなテーマが見えてこないと、なかなかエネルギーを集中していきにくい、つまり時間がかかるという難点があります。そのため、20代はまさに彷徨う感が強く、自分を持て余している人が圧倒的に多いです。
この方は、それをこのような言葉で表現しています。
趣味や好きな色など、質問にすぐに答えられない自分がいました。
そういったものは、ここまで生きていたら必ずあるはずなのに
いかに感情を感じないようにしていたか、自分の気持ち、好きなもの、
嫌いなものといった感情をなかったことにしてきたかを思い知らされました。
好きなものも答えられないなんて、30年生きてきた意味がないと言われても仕方ない。
好きなもの、嫌いなもの、意見や意思などといった、自分をあらわすものを服に見立てたとしたら、
おそらく私は裸です。
そして、それに気づかず人前を歩いています。
恥ずかしいとも思わずに。
次ページは、お客様がどう自分への解釈をすすめていったかの言葉が続きます。
この記事へのコメントはありません。