ビジネスマインドをトゥルーズカラーから見る（サマー編）

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心理分析とメンタル開発
ビジネスマインドをトゥルーズカラーから見る（サマー編）

心理分析とメンタル開発
2017.02.17

ビジネスマインドをトゥルーズカラーから見る（サマー編）

性格の違いは働き方の違いになっていきます。つまり、お門違いの観点で部下に指示を出したり、クライアント企業の担当者に話をしたりしても、噛み合わないストレスが大きく実りが少ないことになります。前話に続き、今回はサマーの人間性です。

繊細で上品なサマーは平和を好む協調者

4つのグループの中でも最も協調性を重んじている人です。皆が仲良く平和で物事が進んでいくのを望んでいますので、それを乱す人を見るととても信じられないという嫌悪感を感じますが、その対象者をあからさまに避けることも苦手です。人を敵対視する攻撃心はむき出しにしないことがサマーの上品さでもあります。

謙虚で補佐的な役目が得意な地道な性格

サマーはソフトタイプに所属しますので、主導権を握ることに興味はありません。むしろ強いリーダーがいる場合に、確実に補佐を務めるべく細心の注意を払い隅々まで目を配る真面目な性格が根底にあります。　派手さはないですが、裏方でしっかり足場を固める信頼できる地道さがあります。逆にリーダーになれと強制されたり、誰かと競争しろと言われるとやる気を削がれて萎縮しまいがちになります。誰かより優れていたいという欲求は少ない方です。

着実に一歩ずつ積み上げる誠実さが安心感を与える

周囲と争わず平和に物事をまとめていきたいサマーなので、ぬかりないフォローが得意です。さりげない気遣いや感謝の気持ちを伝える術など、社交的ではないまでも礼儀を失しない誠実な態度で周囲へ対応するので、「きちんとした人だ」という印象が共通認識です。レスポンスも失礼がないように気を遣っているので速く、やるべきことを細かく意識してチェックしている方です。

まとめ

自分と相手に違いをしっかり認識する脳みそと感性があってこそ、まとまる話がまとまるのです。サマーに向かってリーダーシップを発揮しろと期待しても、相手を蹴倒してこいと要求してもうまくいくことはありません。相手の適性を呼んでしかるべき役割を期待することが人間関係の円滑さを生み、互いのストレスが削減できますね。