自分の習慣からくる慣れが心地よいと勘違いしていないか?
こんな話も昔ありました。ある高校生男子がこんな質問をしてきたことがありました。
「お母さんに髪が長いとしつこく指摘されるが、自分にはこのくらいがちょうどいいと思うのだけれどどうですか?」
私はこう返しました。
「ファッションのプロとして意見を言うなら、今くらいが一番自然だと思います。あなたの頭の大きさ、形、パーツの集まり具合、おでこの広さなど総合的に見た場合、それ以上短いのは逆に不自然でしょうね。昔野球で坊主頭にしていたあなたを見慣れていたから、そこから意識が変わらないンじゃないですかね? 人は見慣れたものが心地よいと感じてしまいがちです。人は慣れた心地良さがよいと無意識に思いがちです。そこを打ち破って更なる自分へと改善点を捜していくこをチャレンジと呼びます。」
あなたは私ではない、私はあなたではない
自分が心地いいことが相手の心地良さとは限りませんが、案外このように自分の感覚をそのまま人に押しつけてしまうことも珍しくありません。私は必要も無い道案内に時間を奪われ、いらぬ心配をされ、高校生男子はいつまでも坊主頭が良いと強要されてしまうのは、相手の性格や適合を視野に入れないその人の「思い込み」がそうさせています。
もちろん、言われたこちら側もそれが悪意からのものではないと分かっていますから、すごい嫌悪ということではありませんが、何でこうなる?という違和感は湧いてきます。違和感という状況で創造力を働かせることが一番、心の枠を広げていくのによいトレーニングになると思います。どう違うのか考える余白を残しておくのが大切でしょう。
あなたにどう見えていても、私が心地いいのだから気にするな
人それぞれ心地よさのポイントは違っていいはずです。ですが、家族など密接な関係になると、自分の心地よさを押しつけることは無意識にやっているものです。親が子どもに自分の主張を押しつけることはとてもたやすく、権威のない立場で諦めることはよくありますが、それが通常であってよいと思ってはいけません。言い合いになったとき、自分は押しつけているだけではないか?と疑問に思う姿勢があるかないかだけで、空気は変わってきます。
家族といえども性格も人格も違うので、自分の心地良さが相手の心地良さではないことを忘れないようにして、相手が心地よい状態が特に問題がないなら、好きにさせておけばいいのです。権威を暈に威圧していると、そのストレスが相手に溜まり、いつかどうしようもない爆発を起こすことを忘れてはなりません。
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