Taeko Goto Blog

今年自分に新しい体験をさせたか、毎年どんな新しい体験を許可しているか

今年も2ヶ月半で終わるなぁと思わされたのは、先日本屋に行き来年の手帳が発売されていもうたからです。今年は何をしたっけ?と今年以外もここ3年くらいを振り返ると、けっこう変化してきたな…と思いました。

この振り返りが案外大切だと思うのは、何となく軌跡を見ないことで自己承認もし損ねている場合が多いからです。
あなたは…

● 今年、そして3年前まで併せてみるとどんな変化をしてきましたか?
● その変化のためにどんな新しい体験を自分に許可してきましたか?

結果が出ているかどうかで善し悪しを測るのは間違い

私が今年を含めてこの3年で何を新たに許可したか、考えてみると…
◎ かなり前から取り組んでいた出版のための新たな出会いを求め行動した
◎ プロフェッショナル心理カウンセラーの資格を取ろうと秋に入学した
◎ 翌年、上級試験にチャレンジして合格しカウンセラーという肩書きも手に入れた
◎ そのために癒やしの体験も必要で、沖縄ツアーを皮切りに、伊勢・熊野・奈良・岐阜・金沢・富山・栃木・長
野・群馬・新潟などの一人旅を楽しみ神社参りと登山に開眼した
◎ 兄が障害者ながら何も手当てされていなかったので、障害者認定のために奔走し、手続きを完了させた
◎ 父が(昨年)他界し、葬儀をはじめとしてあらゆる手続きを経験した
◎ 10数年前からのHPを刷新する決断をし、作り替え作業に取り組みながら、SNS苦手克服の勉強会に参加し、9
ヶ月間の勉強に耐えた(なので、このブログが書けている
◎ プロフェッショナル心理カウンセラーとして活動する登録をして、引きこもりの学生さんのカウンセリングを担
当をはじめる
◎ 人のお役に立てる自分の新たに出来ることは?という感性を養うために人と人の出会いのマッチングに尽力する
意識を持ち、今年は今のところ4組のマッチングに成功
◎ 企業内セミナーを担当させていただき、意識変換の自主的動機づけの有用性を再認識した

これらが結果が出たかどうかで見てしまうと、結果が出ているもの、出ていないものそれぞれあります。出版は5年以上の月日が流れていい加減諦めろ的なくらいですが、諦めないのはまだそこに何かを感じているからです。これはもう、正しいかどうかなどの領域を越えていますね。でもまあ、けっこう濃密にアレコレやっているじゃないかと自分を承認してあげる材料が見えてきます。

あなたもやってみて下さい。 結果がすぐでたかどうかではなく、まず自分に変化を許可したか?が重要です。

10年経って答えに気がつくこともある

すぐ結果が出ないから、このチャレンジは失敗なのだと思うのは簡単ですが、本当にそうでしょうか? 私の例をとるなら、5年以上の時間とかなりのお金も流れた出版にいまだ取り組もうとしているのはなぜかと言えば、死ぬまでにやりたいビジョンに繋がっているという勘があるからです。全く意味が無いなら、おそらくその勘がやってくるだろうと信じています。 

例えば、10年前、私はある男性を心から助けたいとう思いからその人に関わる決意をし、その数年後に会社も起業し必死に頑張っていましたが、その人の近くに行ったことでどれだけ狂気に満ちていたかを見せつけられ、そこから解脱出来ないかと奮闘しましたが、健闘むなしくその人は病気を呼び寄せ亡くなりました。彼と会社を経営出来たのはわずか3年半でした。どんなに助けたいと思っても、限界まで努力しても、神は願いを聞き届けてはくれませんでした。

でも、彼が他界して4年、10年前を振り返り、私がなぜその体験をしなければならなかったのかの意味が今はわかります。私がネガティブな感情を抱えたまま動いてしまう人の瞬発力や爆発力がビジネスを成功させているように見えても、決して長続きするものではないと、いやというほど悟るためだったと思います。

変わることを恐れたら、人生は生きていないのと同じ

その人は変わることを最も恐れていました。保守という意味ではありません。ネガティブな感情を爆発力の根源として動いていることは本人も気づいてはいたでしょう。そのネガティブを手放してしまうと自分が自分として成立しなくなる、つまりエネルギーを生み出せなくなるということを心の奥底で気づいていたのでしょう。だから、何ひとつ自分のスタイルを変えることを好まず、否定するとパワハラになっていました。だから神は彼に死を与えたのかもしれません。 悲惨な死に方でした。 痛すぎる最期に私は絶句し、変わろうとしない人々に猛烈な怒りも半年くらいは続きました。 

生きるとは、言い換えれば死に向かって歩いています。時間は誰しも有限です。魂の次元を上げられるのは生きている間だけです。(少なくとも輪廻転生のサイクルの中では)死んだら、その時の次元のまま横にスライドしますから、いいところにいれば、死後は同じレベルの人々ですし、ネガティブな心が動力源ならその同じ人達と暮らす事になります。生きている間にどれだけ体験して、魂の次元を愛で満たすかが勝負です。だから、変わる=体験を増やす=魂の成長に貢献する ということで、何もしないのは生まれてきた意味をなさないのと同じくらいもったいないことです。

自分の心からの喜びを感じる生き方は、単なる快楽でなはない

当たり前ですがまともな人なら「魂が喜ぶ行動」が単なる衣食住の営みだけではないことは解ると思います。生まれてきた意味に答える「何か」を人生の中に追求することが、大きな喜びに繋がるはずです。
私は兄も障害者で、父もスペクトラム、元夫はDVで、助けたかった人もアスペルガーだったので、人が障害や個性からくる違いでネガティブを抱いてしまうことをどうやって助けられるかが、自分の使命に関わっていると思いました。数々の極端な試練はその痛みを理解するためのものだったと10年を振り返って思います。

自分は変わることを許可してきたか? 今年も残りが気になる季節にちょっと振り返ってみて下さい。あなたの心からの喜びに繋がる変化はどんなものがありましたか? まだなら、あと2ヶ月半もありますから何かおこしてみてもいいと思いますよ。

 

 

 

 

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