世の中で主張をしない心理エネルギーである、寡黙な人の特徴を前話で語りました。
主張しないことで、とても理解されず、話題にものぼりにくいことで何がどうなっているのかの特徴がみえてこないので、このエネルギーを持っている本人ですら自分を持て余していることが殆どのように思います。
私もこのエネルギーは一番少ない人ですが、私の息子は結構持っているタイプなので、子どもの頃から「よくわからない子」だと思っていました。思春期になれば誰でも親に対して口数が減りますが、親を避けているというより、世間を避けているといいましょうか。
寡黙な人は孤独好きなのではなくて、一人の時間が他者といるのと同様に必要なだけ
例えば、社会人が会社で働いていたとして、ランチに行こうと同僚に誘われたなら、用事があると言って断りたいのです。一人でいることがエネルギーチャージになるので、一人で公園のベンチでお弁当を食べたり、誰もいない屋上が良かったり、場所がなければ非常階段の踊り場で空を見ながら食べている方がいいのです。人間関係の摩擦が極端に苦手な方です。だからといって、山里離れた山奥に一人で暮らしていたいという人間嫌いなわけではありません。一緒にいる時間と同じように一人でいることも重要なのです。
寡黙な人は一人遊びの達人でその邪魔をされたくない
前話でも書きましたが、脳内遊びが得意な寡黙(サイレントな)人は、一人の時、脳内劇場の物語を繰り広げる楽しみを自動的にやっていると思います。誰しも回想したり、何かをぼんやり考えていますが、それが遊戯のレベルまで再現できるリアリティを持っているようです。例えば仮面ライダーが好きな息子は、一人脳内劇場では自分が仮面ライダーになっているので、部屋でポージングを取っていたりします。私にはないことですが、今は理解出来るので日常の事として風景の一部になっていて、知らんぷりしていますが楽しそうに見えますね。
寡黙な人は真面目で論理的エネルギーとくっつくと士業などのキッチリ業務に強い
ビジネスライクなエネルギーとサイレントなエネルギーが合体すると、仕事とその後に脳内遊びにジャンプするといった区別をつけて過ごす寡黙な人は、税理士や会計士といった坦々と作業を一人でやれるビジネスを遂行するのが得意なようです。大勢でこなすチームプレイより、完結型の業務のほうが集中力が発揮できる強みがあると言えます。
寡黙な人は遊び心とくっつくと作家や芸術などのアート分野で活躍する
いわゆる漫画家、作家など流暢に喋ることは得意じゃないけれど、ものすごく魅力的で面白い作品を世に生み出す方はとても多いですよね。自分の脳内遊びを作品として文章にしたり、絵画にしたり、漫画にしたり、芸術作品にしたりするには、創造力・発想力の豊かさが必要ですね。そのための面白がるエネルギーがたくさんあるのは素晴らしいですね。自分の脳内遊びから、閃きが湧き形にまでしていける情熱とエネルギーは羨ましいです。芸術家はみなこの寡黙なエネルギーをうまく使っているといえるのではないでしょうか?
寡黙な人は自己主張エネルギーとくっつく独創的な表現者になる
いわゆるデザイナーや舞台役者、俳優さんなどは案外寡黙な人が多くいます。天然といわれる人も多いですが、脳内の妄想力を使って役を演じたり、作品をイメージしたり、あんなに寡黙でおしゃべりは下手なのに、どうしてあんなに激しい役が演じられるのだろう?という役者さんも珍しくありません。けっして店頭の販売などの仕事はできなだろうと思いますが、役になればその役をイメージで頭にたたき込んで憑依する技術があるのでしょう。それも素晴らしい才能ですね。
どんなエネルギーにもポジとネガがある
一人好きでコミュニケーション下手だと、器用な印象は確かに湧きませんが、このエネルギーをうまく使って職業にしているケースはいくらでもあります。あなたもこのエネルギーはゼロではありません。誰にでも少しはあるのです。
私も近年このエネルギーをうまく使えるようになり、一人旅を楽しんでいます。運転しているときも一人会話が流暢で、ある意味発散上手になった気がします。 あなたも一人になりたがるこのエネルギーをちゃんと認めてあげると心が安定するかもしれませんよ。
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