スプリングの小物
こちらもオレンジレッドのバッグです。例えば、服を大人しい感じに仕上げた場合でも、アクセントカラーとしてバッグを赤にするだけでもハッとした美しさがありますよね。身体に直接着ない小物は、むしろ少し華やかな方がいいです。服が物語のベースなら、そのベースを装飾するのがバッグやベルトやアクセサリーといえるでしょう。
青緑のバッグもアクセントカラーとしてはとてもおすすめ出来ます。爽やかなイメージと理髪なイメージを併せ持つ青緑で、ベージュやキャメルやオレンジの反対色としてとても映えます。ベージュやキャメルは実はオレンジの仲間の色なので、その180度反対側の色は必然的に映えるわけです。ベージュの服にオレンジのバッグは同系濃淡ということになりますので、穏やかめなコーディネートと言うことになります。
サーモンピンクにグレーを足して、柔らかくしたソフトトーンのサーモンのベルトです。デザインはあまりにもシンプルですが、トンチンカンな黒のベルトなどをしてしまうとコーディネートは台無しになりますから、せめて黒を焦げ茶に置き換えて下さい。もし、このようなスプリングカラーのベルトがあれば、かなり上級なコーディネートに持って行けます。上下がベージュでもこのベルトが入るだけでエレガントになりますし、クリーム色のブラウスに青緑のスカートを履き、このベルトをしたら全部無地でもかなりインパクトが付いてきます。ベルトは、全体をどう引き締めるかのために使うかを考えて色ものを揃えていきましょう。
青緑の繊細なネックレスです。これは鎖がシルバーですが、イエローアンダートーンの場合、貴金属はゴールドのものを使っていただきたいので、このネックレスのように、見えにくい後ろ側がシルバーならまだ目をつむる…感じですね。ゴールドに越したことはないです。冷たいシルバーがイエローの肌を貧弱に見せるからです。
代表中の代表といえるキャメルのバッグです。何色の服を着ようが、イエローアンダートーンの方には無敵といえる基本色です。それだけベーシックカラーということで、ベーシックな分だけ、アクセントにはならないわけですが、際立ちを狙うか、同調をもって広い対応に軍配を上げるかは、あなたの価値観です。自分の人生でどちらを選ぶかのコンセプトが物選びに反映されるところですね。 
靴もあげればきりがないので、ひとつだけ間違えやすいところを押さえておくと、アイボリーという感じならこのような色で、しっかり黄みがあるのが解ると思います。デザインは服のイメージで変わりますから、限ってお話しすることに無理があります。アイボリーという靴はありそうでない色です。一般的に一番イエローアンダートーンに選びやすいのはキャメルですね。バッグ同様、何色の服にも合わせられるので、まず困ったらキャメル色から始めて下さい。
次回は、これらをコーディネートしたものを説明したいと思いますのでお楽しみに！
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