ショッピングエスコートというサービスを始めたのは、色診断をしたお客様に、服が選べないという声を聴くようになったからです。服業界で１６年勤めていた私は、いつしかコーディネートを考えることが当たり前になっていたので、何を買えば良いのか組合わせに迷う日常があり、人のために服を考える仕事が一般人向けに成り立つと思っていなかったのです。
ショッピングエスコートを始めて、クローゼットが整って喜ばれる事実が見えてきた
この写真はスプリングの女性が、私と数回の買い物を繰り返して、それなりのアイテムが揃ってきて嬉しくなったとくれたお写真なのです。「こんなに綺麗な色が揃って、見ているだけで楽しくなっちゃいます～。」と、ニコニコ笑って言われる日が来るとは思っていなかったのです。
頂いたこの写真を見て、とてもカラフルなこの方のクローゼットを造っていたのだと改めて思いました。私はお客様の家に行き、クローゼットを見ることはありませんが、選んで組み合わせる楽しさが増えているのだと、何かホッコリした気持ちになりました。この方の人生が、服が整っていくのと一緒に豊かになっていくお手伝いが出来ている事実を知らされました。
男性のクローゼットも負けずにキレイ！ 彼の心も人生もカラフルに変化していった
この写真もかつてスプリングの男性から頂いた写真です。 「インナーだけでも、こんなに色が揃いましたよ！ キレイです！」と言われたとき、おお男性のクローゼットもキレイになっていくなぁと、しみじみ想いました。この男性にお会いしたのは彼がまだ２０代の時で、自分のことが好きではない状態を卒業したくて、服から変えて見ようと思ったようです。
彼とも、ショッピングエスコートを何回となく繰り返していきました。 回数を重ねていくことで自分の色にも慣れて、華やかな花柄やプリント物も抵抗なく着こなせるように彼は変わっていきました。 昔は考えられなかった華やかな柄物は、彼には普通の物になっていきました。服を使って、自分のキャパをドンドン大きくしていきました。
似合う服に出会い、気持ちが穏やかになっていく自分を感じながら、彼は自分が好きになっていったようです。新しい仕事にチャレンジしたり、やりたいことに没頭したり、今では結婚して素敵なパートナーと暮らしています。
似たような色合いの同系濃淡は穏やかではあるが、人生としては変化に乏しく味わいが足らない
カラーコーディネートで言う同系濃淡は、下記のブラウン系の写真のように上品で穏やかなもの代表でもありますが、カラフルなものに比べれば、変化に乏しいのは一目瞭然です。それが悪いわけではありませんが、80年以上もの時間の中で、変化がないわけありません。その人なりのカラフルさが人生にはあるものです。それをクローゼットは静かに語っているものです。
あなたのクローゼットはどうなっていますか？
色のグループはまとまっていますか？
カラフルですか？
何色の色がありますか？
それらは気に入っていますか？
あなたのクローゼットは、あなたの人生を可視化しています。あなたなりのハーモニーはそこにありますか？ 自分なりのカラフルさ･･･、ごちゃごちゃのカラフルではなく、自分に適したお気に入りがあなたの心の音に合わせてハーモニーを奏でていれば最高ですね！
あなたに寄り添い、あなたを奏でる色とりどりの色を自分で揃えていって欲しいのです。揃った色はあなたの人生の心模様を見せてくれています。
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