Taeko Goto Blog

教室のど真ん中で泣く「みじめなトラウマ」は私にダメのレッテルを貼った

子ども頃を振りかえれば嫌な思い出もいくらでもあるものですね。 振り返って思い出してもみじめな気持しか湧いてこないことが私にもけっこうありました。

今は誰も信じない「引っ込み思案だった私」は自分の思い込みがつくった姿

たしか小学校3年生の時です。当時悪戯っ子だった男の子のいじめ的行動があり、私もその子に嫌な想いをさせられたことがありました。 そのことが学級会の議題になり、私が名指しで意見を求められたことがありました。私は人前で意見を言いたくない後ろの方に隠れていたいタイプでしたので、当てられたくもないし意見も言いたくなかったのですが、学級委員は私を名指ししたのです。 「何で指すんだよぉ…」 黙って仕方なく立ちあがり途方に暮れていた私は、どうしようもなくてその場で泣きだしてしまいました。一言言ったような、言わなかったような?「人が嫌がることはしないで欲しい…」と泣きながら蚊の泣くような声で発言して席についた記憶がよぎります。

さて、問題なのはこの事件の内容ではなくて、自分が意見も言えない情けない奴だということだけを私が強烈にインプットしてトラウマにしてしまったということなのです。私は何も言えずに泣くことでその場から逃げたいと思っていました。もちろん悪戯っ子がなんで悪さをするのか?とか、今なら心理面を掘り下げて探求材料にして楽しみますが、私はダメなんだという想いが日頃からあり、それを決定づける場面として教室のど真ん中で泣いている自分をみじめの象徴として記憶してしまったのです。

2回目の「教室ど真ん中大泣き事件」は17歳、ほんの少し前に進んだ

実は2回目もあるのです。 17歳高校3年生だった私は、中学高校一貫の女子学校で中学1年生の時から役員をやらされていて、先生の意向が強く反映される校風の中で、責任感だけが強いので先生の都合の良さで高校までずっと好きでもない役員を半ば強制的にやらされていました。高校3年の春、名ばかりの投票をして自分の名前がまた上がり、このままでは最後まで自由がないまま高校も終わると思った瞬間、自分でも信じられない行動に出ました。
「もう、やだぁ!やりたくない!」
そういって大声で泣き出したのです。正直自分でも驚きました。でも切羽詰まった私は、自分の中に、
「今、何とかしなければ、またお前はこのままだぞ!」
という声が聞こえ、次の瞬間大声で泣き出しはじめて、
「いいじゃん!やったじゃん!そのまま泣いて自分を主張しろ!」 という声を聴いていました。
自分のギリギリの感情を発露させられたことに、自分でも驚いたのは確かです。

自分を信じる力は「本質の色」が土台固めをしてくれた

これらの経験を通過して自分の想いを外に出してもいいんだという学びをしていきましたが、自分に自信を持てたわけでもありません。少しだけ重傷が軽傷に回復しただけのことです。だた意見を言っていいんだという解釈が出来て大学時代はだいぶ楽になりました。 社会人として働くようになって経験を積むことで意見を言うことも指示を出すこともできるようにはなりましたが、自己承認ができていたわけではないので、見えない敵と戦っている心境はずっと続きました。

そして38歳の色との出会いで、ようやく自分の土台がはっきり見えて固められる時が到来したのです。それまでモヤモヤと自分が何を恐れ、戦っているつもりになっていたのか、いや、戦っていることにすら気づけないで自分を過剰に傷つけていたらしいことが見えてきて、うんざりするような、でも安堵するような脱力感もあったと思います。
ピンクが似合うという衝撃的な「脱力要請」は嫌悪感から始まり、真実の自分に出会っていく旅の始まりでした。

まとめ

私は、教室の真ん中で泣いた自分を「ダメな私」の象徴として自分の脳裏に焼き付けてしまい、それをセルフイメージとして自分を縛りつけるようになってしまったのです。ただ、その場から逃れたかったのが本音だったに過ぎないのに…。
うまくいかなたっか自分がいてもそれが本当のあなたかどうかはわかりませんが、必要以上に自分をダメだと思い込んでる人はたくさんいると思います。それは、一部のあなたであり全体ではありませんが、覆すチャンスを与えないとあたかも全体のように居座ってしまうのです。

いま、「似合う色?なんだよ、それ?」 と思っているあなたほど、人生を衝撃的に楽しめる方向に転換できますよ、まいがいなく! 私は出会ってしまった「似合う色」にまったく迷惑な話だと思っていた張本人ですから。自分と言う「本質」に出会う醍醐味を味わうこともしないで人生が過ぎるなんて、もったいないです。

 

 

 

 

 

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