私は婦人服小売業に16年勤めていたので、小売りの事情は熟知しているつもりです。今のファッション店は個人売り上の設定がない店も多くなったように思うが、小さい婦人服店は基本個人売り上げに追われています。
あれもこれも皆素敵…それは接客ではない
「そちらは今年のトレンドの商品です。そちらは、人気の商品で、最後の一枚です。」
こんな接客用語をよく耳にしませんか? これって全く接客になっていないですよね。なぜって相手のことを考えていない一方的なインフォメーションだからです。接客とは、その方がどんな目的で、何を探しているのか、どんなイメージがいいのかなどを聞き出してニーズに合ったものを提供するためにするものであり、すべての商品の売り込みを一方的に伝えるものではないはずです。
すべてのものが似合うなんてあり得ないのに、さもそういう前提のように勝手に語っているのは、掃除機を買いたい人に無関係に冷蔵庫を売り込んでいるようなものだといつも思います。
あれもこれも似合う…それでは個性がない
数ある商品の中から自分の適性にあったものを選ぶことが自分らしさを生み出していくことで、すべてのものが似合う必要などありません。個性が際立つ…とは、似合うもの似合わないものをはっきり認識して選び取る姿勢が確立されているからこそ起こる現象です。それは色も同じです。何もかも似合う必要はなく、自分が際立つ得意ゾーンをしっかりと強みとして表現することが「自分を生きる」ということではないでしょうか?
「自分の色を出す」という言い方は個性を堂々と見せるという意味に使われますね。絞り込むエッジの効いた見せ方があなたの人生を際立たせます。
あれもこれもできる…それではビジネスの強みにならない
ビジネスもこれと同じで、器用貧乏ではエッジがたちません。最も強みだというカラーを打ち出してその分野や側面で徹底的に強みを出していくのが顧客を掴む必須条件です。得意分野を絞り込んで打ち出すビジネスをする人が自分を表現するのに、絞り込みをしないという感性は甚だ嘘くさい話です。
だって、言ってることとやってることが違うのは、最も人から信用されない状況ですよね。
まとめ
自分が何屋かをはっきり打ち出すのがビジネスの基本なら、自分の見せ方が曖昧なのは感性が中途半端ということです。自分の強みを表現する必要性は、ビジネスも服という戦略も全く同じ考えないことこそ杜撰(ずさん)な話です。
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