ここで言う次元とは、物理的な空間次元のことではなく、心の在処を波動の上下として次元が高い低いという話をしています。 分かりやすく言えば、次元が低ければネガティブな思考になっていますし、高ければポジティブな思考になっているといえます。
先日10年ぶりにショッピングエスコートを依頼してきた50代後半の女性がいました。かなり昔におこなっただけでしたので、さして服にはエネルギーを使いたくないのだろうと思っていましたが、久しぶりの依頼で驚きました。 なぜ彼女は、今頃、ショッピングエスコートをいらしてきたのかと思えば…?
このまま老人になっていいとは思えない…という本音
還暦が目の前になると、誰しも人生を振り返ることになり、ここから何年生きるのかという新たな目標なりコンセプトなりが必要になります。なぜかと言えば、肉体は衰えても心は成長するからです。
右肩上がりの心と右肩下がりの肉体の狭間でバランスを取る作業は、他ならぬ自分がやるしかないのです。これをしないで何となく年を取った人が認知症になりやすいのではないかと私は推測してしまします。
まもなく子どもが巣立つ…「後は老いるだけ」じゃまずいなら、何をプラスするか?
今回のお客様も、還暦目の前といっても老人ではありません。スレンダーな身体でむしろファッショナブルで、体力保持のためにスポーツクラブにも通っています。主婦ながら長らくパートもしています。それでもここで何かを変えないと「まずい」という思いが湧き出てきたのでしょう。 「今回の服の購入目的は?」と尋ねると 「まともな服の買い物を10年はしていないので、今の自分を見つめ直すために、似合った服を捜してもらいたい」 ということでした。
内面を変えるために外面を変えるのは即効性があり効果的だと昔の経験でこの方は知っていたから「そうだ!服を買おう!」と思い、ならば自分では選べない服を捜してくれるプロに頼んだ方が効果的と判断したわけです。
よくある家族問題からジレンマを抱えていたから、突破口を服にした
お話を聞いていると、ご家族の中でよくありがちな問題が起きていました。それにどう対処するかについて、客観的に観察するのが苦手な彼女は、ついつい構い過ぎてしまう傾向があり、それがより問題をややこしくしてしまうことをご主人からフォローされてもらっているのがいいことなのか、良くないことなのか引っかかっていたのです。
肉親への優しさが仇になること、よくありますよね。この部分が自分ではよく見えないので、服を通して意識変換をしたかったのです。服の買い方や選ぶ着眼点は、必ず人生の選択着眼点と交差します。自分がこうしたいという想いは服を通して見えてくるものです。
服選びは水面下の心の叫びをくみ取る作業
ずばり、服を変えたくなるのは「心の叫び」として変化欲求が起きているからです。私達は無意識で、「そろそろ飽きたし、新しい服で気分をかえようかな?」と思うのは、自分が変わりたいと深い意識で思っているからです。
私達が気づいていなくても、服を変えるということは、纏う波動を変えることであり、それが似合う色ならオーラを強化することに繋がります。だから確実に正しい診断で自分に相応しい色をその優劣も利用しながらコーディネートすることは見えない世界においても非常に意味のあることです。
心によどみがなく波動が高いなら、次元は自ずと高くなる
自分の心の叫びをうまくくみ取ることは、普段蓋をして見ないふりをしている人には非常に困難な作業です。でも慣れてしまえば案外井戸の蓋がないように、いつも聞き取っている人もいて、聞き取れるということは自分に素直でねじれがないので波動が高い状態といえるでしょう。波動が高い状態を保てているなら結果的に次元が高い世界に心が住処を得ていることになりますね。
心は見えません。でも心は常にゆらゆらと揺れ動いていて、波動も上がり下がりをしていますが、大きなぶれがなく安定しているのは心の体幹があるからで、トラブルもトラブルに見えなくなります。そのような状態になるためにも、節目節目で自分と向き合い、心のリセットをするために「服を買う=自分を客観視する」作業は断捨離のひとつと言えるでしょう。
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