Taeko Goto Blog

保存版:レディスのためのイエローアンダートーンコーディネート4(オータムコーディネート編)

前話でご紹介した単品をコーディネートしたものをご紹介します。今回ジャケットの写真が単品に少なかったので、新たに加えました。(全てDoCLASSEから取っています。)モデルの年齢層が高いですが、あくまでカラーの組合わせと商品のテイストを考える練習として見る訓練にしていただきたいと思います。

ややオフィシャルなオータムのコーディネート

 

襟なしのオリーブグリーンのスーツのインナーを写真のパンプキンのブラウスの変えるだけでもお洒落感が全く変わるわけですが、それを同系濃淡のテラカッタのボトムにしてパンプスを緑系でジャケットと濃淡同系で更にまとめるとキレイですね。これはオフィスに着ていってもいいようなまとまりのある例です。一つ一つは決して華やかな色ではないですが、いわゆるベージュなどのベーシックカラーを使わないでまとめることがオータムらしい華やかさに繋がります。何でもベージュやキャメルで済ませない工夫がまずはオータムらしい華やぎの入り口です。


ティールブルーのカーディガンは万華鏡柄のブラウスの中のブルー系と共鳴し、ブラウスの中の緑がパンプスと共鳴し、さらにパンツの
パンプキとブラウスの黄みがかったパンプキンが共鳴するというトリプル共鳴のコーディネートです。因みに青緑のティールブルーとオレンジ系のパンプキンはちょうど180度反対側の補色の関係で、とても際立ちのある関係で、もし純色だったらけっこうギラギラしたものになってしまいますが、オータムはどれも濁りみがあることでギラギラがおさえられほどよい際立ちになるという特性があります。

ドラマティックな雰囲気のシルエット


大胆なベルスリーブのえび茶寄りの赤のブラウスは、袖が大きいことでジャケットを上に着ることは不可能です。写真は白のパンツですがNGなので生成りのパンツを合わせれば寒々しさがなくなり、ずっとシックにまとまります。サッシュベルトならよりドラマティックでバルスリーブの物語性に共鳴します。靴もまじめなパンプスでは面白みがないので、ファンキーな物やゴージャスな物だとバランスがいいでしょう。

スポーティでモダンなコーディネート


黄色のジャケット、カラシ(オレンジ+グレー)、カーキ(黄緑+グレー)全て類似色相という近しい色同士のコーディネートです。近い色が明るい同じトーンで並ぶとお子様っぽくなりますが、渋い色で並ぶとカッコよくなり、さらにトーンの違いがあると変化に富んだインパクトが表現できます。この写真の場合、黄色のジャケットがストロングトーンで純色に近い鮮やかさですが、パンツやカットソーはディープトーンで落ち着いたい色なので、その違いがしゃれ感になりますね。

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