Taeko Goto Blog

何を大切にして生きているか、それを色で確認してきた私の一筋の道

 先日、依頼を受けて対談動画に出演しました。積極的に人前で喋ることはしてきていませんが、その理由は、伝えたいことが喋る言葉から伝えると、見ている人が喜ぶようなものにはならないと思うからです。私は、私が信じることを真っ直ぐ話してしまうので、楽しませるれべるにならないと思うからです。
 この動画を見て、昔の顧客の皆様は、「後藤さんは相変わらずね~」と思われるだろうなと思いました。いつまで経ってもこの人はブレないできっぱり言ってるわ~と。
そんな私の喋りはこちらこんなサムネイルになっています。80分ほどのボリュームですがご覧下さい。「後藤節」と言われます。

クライアントの人生が明日から一歩でも良くなるかだけを望んで診断をしてきた20年

 カラー診断を初めて22年が経ちました。パーソナルカラーの診断は人々の拡がって、多くの方が自分らしさに気づいていく生き方が広まっていくと思っていましたが、現実は期待通りには行かなかったようです。2年前に本を出版させて頂いてから、いらした方の多くが前に診断経験があり、そのうちの95%が間違った診断を受けていました。 なんでこんなことになってしまったのか?

 顔が明るいことが綺麗なこと…という一辺倒な観察眼が拡がったことの是非はいっても仕方が無いことで、何が良いとするかは皆様が信じて選ぶことだと思います。私は私の大事にすることを言い続けてきただけで、それがお客様の耳に痛いことだとしても、そのまま伝えるのが私の仕事だと信じています。そのせいか、私の話しっぷりは「後藤節」と言われるようになりました(苦笑)。

自分が何者か、そんなこと誰も分からない手探りの人生に色は静かに寄り添ってくれた

 私は器用な人間ではありません。自分の心に嘘をつくこともできません。ただ何に向かって生きているのかを求め、探し、魂の成長って何だろう?といった漠然とした疑問を抱き続けていました。逆に言えば、似合う色を着続けて自分の道を見つけるために、カラーの仕事に無理矢理転身させられたのかもしれません。似合う色を着ることで自分自らを実験台にして、自分が何者かを知るためにたくさんの人の話を聴き、肌を観察する仕事をするように導かれたと今になり思えるようになりました。

 カラーの仕事を始めたのはやりたかったからではなく、足を悪くして歩けなくなりサラリーマンを続けられなくなったという大問題からの仕方なくの転身だったので、訳も解らず必死にやったきたというのが最初の数年でした。似合う色が好きか嫌いかより、似合う色の本性を暴いてやりたいというのが本音だったと思います。

似合う色って何?という追求が、自分を深く知ることになり、自分を認めることへと繋がった

 一体何者なんだろう?似合う色って。自分が好きでもない色が似合う色で、そもそも疑問視かない…と思った私。 肌の色に合う色が、心にマッチしないのは私の問題。似合うという自分の素養を認められない私の心は、なんでそれを嫌うのか? そこを見ていくしかないという当然の成り行きから、元々気になっていた心の問題へと大きく舵を取っていたわけです。
 普通のサマーではないことも、診断の仕事をしていく中で把握できるようになり、自分の異端児的なポジションが色にも出ているのかと驚きました。そして、色は本人そのものを代弁していることに気づいたのです。やればやるほど自分が変わってることを確認している私でした。

 似合う色を知って、すぐにその色を歓迎するかどうかは分かりません。私のように大きな抵抗がある人もいるでしょう。それでも色は自分を裏切りません。黙って寄り添って背中を押してくれるお守りのような存在です。このお守りは、あなたが着ると決めればいつでも手にはいり365日守ってくれますよ。

 
 
 

 

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より日常的なカラーのニュースはこちらでご覧下さい。

 

 

 

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