Taeko Goto Blog

今まさに、オンラインセッションを活用するメリットは何か?

 コロナで世界中が困惑の渦の中ですが、あなたはどのような心境でお過ごしでしょうか? いま、オンライン飲み会が意外と楽しいとメディアで紹介されていて、「なるほど~」と思った私でした。楽しいことを考える工夫も大事、そして、いま襲ってくる不安をしっかり感じることも大事なのです。

不安を感じたくない?不安から逃げると逆に何度も追いかけられることになる

 不安は人生につきものですね。次から次へと不安を感じる人は、何が不安なのかをきちんと感じるプロセスが必要です。私がかつて鬱になったのは、ひとり親として子どもを育てていける経済力が手に入れられるか?というもので、うつで仕事が出来ず全く稼げない自分を肯定することなどとても出来ませんでした。最後に変わっていく節目に何があったかと言えば、出来ない自分を認めることでした。認めて、それでも何とか食いつないで生きているという事実に感謝する意識が天から降ってくる不可思議な現象がスーパーのレジで起り、私は荷物を詰めながらボロボロ涙をこぼして、「それでも生かされている」という事実を受け取りました。

 もちろんそれだからといって自信が湧くわけではありません。でも、不安でしょうがないという感情をしっかり感じて受け止めるのと、そこから逃げようとあがくのは、実は天と地ほどの差があります。不安で仕方ないと受け止め切れば、じゃあどうする?という次のステップに進みます。受け止めていないで逃げていると、踊り場まで階段を上りたいのに、階段の一番下で登ることから逃げているのと同じです。登る行動に入れないのです。

 タイミングを見逃さずに自分と向き合う… 不安・イライラはそのサイン

 今月後半になり、ZOOMでセッションをご希望される方が動き出していますが、先日オンラインセッションを頼んできた方はオーストラリア在住の方で、逢えないのが当たり前ですからオンラインに抵抗がないというのはあると思います。では、相談内容が今の時期だからこそ欲求が湧い手来たものかというと、そういうものとは関係ないものでした。あくまでその方のタイミングだったに過ぎません。

 ただ、その方のタイミングが来たのは確かでしょう。そして、その方が悩む火種をつくっている人がいて、その人が不安の導火線に火が付いたのはコロナの不穏な空気の影響もあるかもしれません。 このような不穏で世界中が覆われたとき、自分と向き合ってこなかった人は多かれ少なかれ導火線に火が付きます。だって、そのためのコロナというフィルターが用意されたのですから。

同じところをグルグル回っている… そこからどう抜けるか? そこをアシストしてもらい前へ進む

 ある人間関係に問題があるとして、それは相手がおかしいのか、自分がおかしいのか、そもそも何が噛み合っていないのかなど、毎日顔をつきあわせている職場や家族の関係では結構根深いものがあり、自分だけでは解らなくなるのも当然です。今回ご依頼があった方では、家庭の人間関係の方と職場関係の方とそれぞれでした。自分の違和感をどう観察し、どう判断し、どう行動を変えていくかのプロセスを整理するのか自分だけの頭で考えるのは困難を極めることは間違いないです。どん底まで落ちる覚悟があるなら別ですが…。

 いま、コロナは自分と向き合うための触媒のようなものです。世界中の人々が感じている不安の向こう側に、無意識で感じている希望という集合意識があるのも確かで、まるで曇り空の隙間から覗く太陽を待ちわびているかのようです。不安という雲を仕方無いと漂わせておくか、自分から動いて雲が薄らぐ場所に行くのか? 自分を未来に向けてどう扱ってあげたいのかという問いが今、誰の元にも平等に届いている質問なのだと感じます。

こんな時だからこそ、自分お部屋から繋がって見ようと思う方は、どうぞ声をおかけ下さい。
お問い合わせはこちらから。
自分と向き合うタイミングをどうぞ感じ取って、一歩を踏み出して下さい。雲間から明るい陽射しが見えてくる日が近づきますよ。  

 

 
 

 

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