⑥　アイテムごとの丈やボリュームなどのバランスと色を掛け合わせたコーディネートができるか？

服のコーディネートで厄介な部分が、羽織り物とインナー、ボトムの最低3つはあるアイテムの色のバランスと、それに伴う丈バランスやボリュームバランスです。タイトなシルエットなのか、ストレートか、ボリューミーかなどに対してその色が適合しているか、あるいはそのシルエットのイメージと柄の配色のイメージが合っているのかなど、ひとつの服の中にどれだけのイメージが混在していているかを感じ取り、そのひとつひとつを壊さず活かすように調和させていく作業がコーディネートです。 あなたの個性にあわせて、それがコントラストのある方が良いのか、馴染ませたものがいいのかなどを追求するのも、あなたが実際に着てくれることで、お互いに確認と合意をしていけるのです。

⑦　目的にあった雰囲気の服種を素材感も含め選べるか

好きだけで着れるものでもありません。ドレスコードが限定去れる場合もあるでしょう。ビジネス用か、プライベートか、ラフな目的かゴージャスな雰囲気を求めるかなど、様々なTPOに合わせて、服種と素材感の調整とそれに伴う小物の調整が必要になってきます。素材感によっては、シルエットが同じようでも全く雰囲気は違うので、その素材感があなたに無理のないものであることもとても重要です。これらのことを着てもらいながら、何が良いのか、何が不適切に見えるのかをお話していくことで、あなたには新しい情報がドンドン入ってくることになります。

⑧　服に合わせたアクセサリー、メガネ、靴、鞄、靴下をコーディネートできるか？

そして、服が決まればそれで終わりではありません。私はむしろ、服を選ぶ前に靴を決めることをやりますが、それは、靴から物語を感じて欲しいからです。勿論、始めにどんな服が欲しくて目的は何かを聞いたところから靴を見ることで自分の感覚をリセットしやすいのです。 また、靴は服よりサイズに関してシビアで条件も厳しいので、その難問を先に解決することで、服を余裕を持って選ベルというメリットもあります。さんざん買い物して疲れ切ったところで靴を選ぶのは、あまりお薦めしません。靴こそ、服より神経を使うべきともいえるくらい足下はオシャレの決め所なのです。また、メガネも「顔の一部」ですから、大きさ・形・デザイン・掛け心地を含めた色のマッチングをきちんと確かめる必要があります。細かいところもきちんと調整することで、１２０％以上のオーラが輝くあなたになるのです。

⑨　どこに行けば欲しいものが手に入るか店舗情報を把握しているか？

最後の大きい砦が、どこに行けば確実の欲しいものに出会えるかということです。有名百貨店や主なショッピングセンターの店舗構成を把握していることで、聴いたご要望を果たすためにどこをどう回るかの効率を考えて場所を決定します。欲しいものが決定しても、どこに行けば良いのかを混雑した街中をウロウロ探し歩くことほどストレスを感じることはありませんよね。　効率と手応えを考えて無駄なく回って多くの体験をする･･･。 「こんな短い時間でこれだけ多くのものを見たことも試着したことも初めてです！」とご満足いただいています。　 さて、如何でしたでしょうか？　こう説明しても、現場での高揚感は体験しないと解らないと思います。疲れるより爽快感が勝ってワクワクが止まらないと皆さんはおっしゃいます。 未だ見ぬ自分発見に必ずや貢献してくれます！      

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