Taeko Goto Blog

心と色は一致するのか?アイデンティティのありかをどうみるか?

似合う色は、心と繋がっている… これは、私が身をもって体験したからこそ、自分の仕事の根幹としてお伝えしています。自分の色を知って必ず嬉しいかと言えば、そうでない人もいるでしょう。「限定されるなんて窮屈なだけじゃん!」という言葉もよく聞きます。本当にそうなのでしょうか?

私も間違いから始まった、似合う色との出会い

私はオータムの色が好きな人でした。でも着る服は真っ黒でした。黒を着ていれば戦えると勝手に思い込んでいた私がいて、感情的な母の精神的攻撃に応戦しなければと心の鎧として私は黒を必要としていたのでしょう。それはそれで仕方なかった状況です。でも、そのまま自分を苦しめ緊張し続ける生き方を神様が訂正させたかったのでしょう。全くサラリーマンを辞める意識がなかった私が、カラーの出会った10日後ほどで原因不明の半月板損傷に見舞われ、歩けなくなり、サラリーマンを諦める状況に追い込まれていきました。
そして学校に行くと、最初の診断でオータムとなりました。正直嬉しかった! でも、20代でカラシ色のニットの上下が全く似合わない体験をしていたので、「おかしいな?」とも思いました。すると翌日、先生は「後藤さん、昨日サマーのドレープを当てたっけ?」と聞いてきました。喜んでオータムを着ていった私の姿が不自然と感じたからでしょう。当て直しをして、私はサマーになりました。

色と心の関係をどう見るか? 揺れる感情


私がオータムと言われ、ぬか喜びをしていた時間は1日のみで、サマーへと結果は変更になりガッカリしました。「優美で、エレガント」の言葉は私を苦しめるからです。「強くなければ生きていけない」と思い込んでいた私を、色は真っ向から否定してきた事実に怒りと動揺で頭がグラグラしました。でも、学んできて自分がサマーである事実は否定できません。たった1日ぬか喜びさせられた先生の診断の曖昧さにも疑問を感じましたし、突きつけられた事実にうんざりしていました。

トコトン事実を突き詰めたなら、その事実とどう向き合うか

でも、事実は事実。「困ったなぁ~と思いつつ、どうサマーの色と付き合うかを考えはじめました。自分に優美さがあるかどうかなど意識する気にはなれなかったですね。何とかサマーを着る手立てを考えなくてはと思っていました。知ったからには着ないことには意味が無い…。心の問題は後々の課題だくらいに思いました。


そうやって自分の色を着るようになると、「似合う」という言葉を頻繁に聞くようになり、自分色を認める様になりましたが、心のお着替えは一向に進まなかったのです。すると事件は起こってきます。

 

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