プライベートセッションで、その人が自分の心や実態と向き合っていく様子を説明することはケースバイケースなので、とても難しいことですが、どんな様子かを少しでもお伝えできればと思い、レポート的なお話をしようと思います。
どんな人がどんな段階で来るか?
プライベートセッションに来ようと思う方々は、皆、カラーコンサルティングである「ベースセッション」で自分に相応しい色を知り、ショッピングエスコートで服の着替えをしたところで、心の着替えもしたくなった人…というのが、多い流れです。でも何時体験したくなるかは人それぞれです。どなたも自分でその時期をわきまえているように感じます。「もう、いやだ!変わりたい!」というタイミングの人、「もう行くべきだ。」と悟ったような人、色の体験で「ワクワクしたから、もっと先に進みたい!」という流れを活かしたい人、「後藤さんに会って、話を聴いてもらえると思った」という人…などなど。 一言で言えば、自分のステージを変えるタイミングにさしかかっている人で、多かれ少なかれ現状に違和感があるのは共通点でしょう。
エリートはエリート街道から外れるのが怖い
いらっしゃる皆さんがエリートだということではありません。もちろん本当にエリートという方も結構いらっしゃいます。私はエリートではなく3流街道をまっしぐらに生きてきたので、有名大学、有名大企業所属の方を見ると「どれだけ勉強ができるのかな?」と勉強脳の鍛え方に敬意を表しますが、同じように人生の躓きに心を痛めているわけです。
では、ひとつ質問なのですがエリートという背景は、あなたの人生を支えるに値するのか?という疑問です。答えはNOです。どんなに素晴らしいキャリアがあったとしても、それをうまく使いこなすマインドがないと実績にむすびつかないからです。
エリートという看板をはずす勇気がいつ湧くか?
先日のクライアントも海外留学もしてキャリアを積んだスペシャリストとして仕事に取り組んでいました。その道のプロとして自信をつける努力もしてきたのに、彼は全く違う職業にかわらなければならない事情がおきて大変苦しみました。仕方ないとは思いつつ、彼を焦らせたのは違う世界に行かなくてはいけないという変換への精神的ストレスです。いままで培ってきたものを全く活かせなさそうな別世界に行かなければならない心地悪さが彼を覆いました。彼が持っていた宝は「自分への自信」ではなく、その道の専門家として必死に勉強し積み上げた知識と履歴だったのです。自分にパワーがあるのではなく、知識と履歴が勲章なら、勲章が役に立たない世界に行きたくないのは当たり前です。自分に自信を持ちきれていない状況で一時は荒れた精神状態になり、家族にも影響が及びました。
「この道で生きるのが、いま、自分の生きる道なんです!」と看板を外した彼はすっかりパワフルに変わっていた
そんな中、新しい世界で必死に仕事をしていった彼は、理解ある家族に支えられた幸運な方でした。奥様の方が先にプライベートセッションを受けに来ました。みるみるうちに心安らかになった妻が平常心で彼と接することで彼も新しい世界で仕事を進めていきました。そして自分も今までの殻を破りきりたいとやってきました。彼にとってのセッションの目的は、心の着替えの最終段階をフィニッシュすることでした。案外、人は自分の中のモヤモヤが、何に対してモヤモヤしているのかも気づいていないことが多いのです。問題が問題なのではなく、問題の裏に潜んだ自分の心の混乱の元になっている「恐れ」を見逃していることがほとんどです。
この方の場合は…
★ 自分が精一杯以前の世界で学び尽くしたと承認できた
★ 以前の職場の問題点が客観視できて、自分が何にイライラしていたのかの原因がわかった
★ 今はもういいと思える状態になったと自分で気づけた(過去の自分に決別できた)
★ これからは堂々と今の道で歩もうと清々しく思えている自分を確信した’(今の自分を承認できた)
自分が何をどこまで混乱しているのか? 勘違いしているのか? 何を恐れているのか? 何を信じてしるのか? 何を信じたいのか?解らなくなってしまう時期が人生には幾度かやってきます。そのつど、その段階での「悟り」が私たちを前に歩かせますが、そこまでは結構な精神的疲労を伴いますね。幾度かくる混乱は、その都度クリアにしないとあなたの無意識下でねじれていきます。無視すれば、必ず肥大化します。見ないふりしても得策にはなりませんから自分を労るタイミングを取りましょう。
「やっと、自分の心のカラクリがわかった…。」呟いた彼のオーラはすっかり清々しくなっていました。
応援して下さる皆さまへ3ステップをお願します!
下記をポチッとクリック!
サイトでの右下順位が出たらそれをクリック!
私のブログタイトルをさらにクリック!で応援完了♡
食べても食べても太らない法
https://www.amazon.co.jp/dp/4837926924
この記事へのコメントはありません。