「ビジネスと愛」をあなたはどう関連づけていますか?
自分のビジネスでお客様にどんなサービスや商品を届けて喜んでもらいたいかがあなたのビジネスの根幹になります。 私が見た 「お金のことしか考えていない」 社長さんは人の想いはお構いなしのお金の心配ばかりをしている人でした。
お金の心配ばかりしている人にはチャンスが見えない
私がサラリーマンを辞めて一人前のカラーアナリストになった頃、以前の小売業の知り合いから自分の店を出すから手伝って欲しいと言われました。 小売とカラーを合体させた新しいサービスを試してみたくて、その意向を汲んでもらう条件で店長業務に就きました。
ある駅ビルで希望を叶えるチャンスがきて、私は自己資金も投入して売り場に診断ルームをつくることができました。これを実現するのに、デベロッパーへの企画提案、プレゼン、承認とステップを踏んで初めて実現するハードルの高い作業です。 デベロッパーに認めてもらえる売上を出し、仮契約から本契約に切り替えのチャンスがやって来た時、何と社長は何の相談もなくその話しを断り、私のチャレンジは4カ月で泡と消えてしまったのです。
自分に価値を見いだせない人は新しいビジネスへの発想ができない
新しい試みをするまでの数年間も実績をつくり続けてようやくつかんだチャレンジでしたが、そのせっかくのチャンスと、本契約に認められたチャンスをわざわざ手放す意味は全く理解できません。 なぜなら、そのデベロッパーは、個人企業が簡単に入れない大手でもあったからです。
当時私は従業員として雇われていただけなので発言権はなく、それでも経営目線だけは要求してくる社長でしたが、投資した私に何一つ事情説明はなかったので私はすぐ退社を決意したのですが、「突然勝手に辞め・・・」といった文句を言われました。
彼には働かせてやっているという上から目線しかなく、目の前の資金が無くなることへの恐怖で頭がいっぱいだったようです。 チャンスをみすみす逃すという選択は、この社長が自分のビジネスに自信や誇りがないことで起こります。
お客様のために働くことより自分の言い訳が先に出てくるのは、仕事をする価値を見いださなまま、お金をだた流すことを仕事と勘違いしているのと結果的には同じです。
仕事はターゲットとなるお客様に喜ばれるサービスを提供すること
当たり前の話ですが、これがわかっていないまま仕事をしたり起業してしまうとすぐに行き詰ります。
人に喜んでもらいたいという「愛」の気持ちが次のサービスをあなたに思い起こさせるのです。
人のためだからこそ、アイディアが浮かんでくるのであり、自分が儲かる結果がついてくるのです。
まとめ
自分が仕事をする理由は、お客様のために何かを届けようとする情熱と価値を認めるからこそ現れてくるのです。 人のために何かを届けたい思うあなたの愛が価値観を育て、仕事として形を生み出していきます。
起業したいあなた、売り上げは愛を届けた結果としての形だと肝に銘じることをお薦めします。
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