何をどこから解決したら良いのか分からない状況に陥ってしまいました。

今後のキャリアプランや結婚・出産といったプライベートなものに人間関係の悩みも加わり、何をどこから解決したら良いのか分からない状況に陥ってしまいました。

頭の中は悩みのオンパレードなのですが、なんとか目の前の事をこなすことで精一杯な生活が二年ほど続き、ふと「このままではいけない」と思いプライベートセミナーを申し込みました。

まず初めに今抱えている問題についてお話しし、後藤先生と一緒に自分の状態を整理していきました。

その過程で普段人には話せていない本当の気持ちや抱えていた辛さを吐き出すことができ、それまで無意識に自分を縛っていたものが自然と緩んでいくのを感じました。

私の場合は社会に出てからずっと色々な感情を押さえ込んで過ごしてしまい、自分でもそれが社会人として生活するなら当然のことなのだと思い込んでいました。

ですが、蓄積する疲れと違和感に気持ちも身体もついていけないと悲鳴をあげ始めていたようです。

第三者からみたらすぐ分かる様なことでも、意外と本人は気付けないものなのかも知れませんが、自分もまた本来の自分の想いを押さえ込んで身体もボロボロになってから、やっと真剣に自分と向き合うことができました。

初め私は今目の前にある問題が解決すれば、色んな物事がうまくいくと思っていましたが、この3日間のセミナーではそれぞれの問題を解決することだけではなく、その問題の奥に隠れている長年自分が積み重ねてきた本質的な問題に向き合うことができました。

問題の本質を解決しない限り、何度も形を変えた同じような問題にぶつかる

後藤先生が仰るとおり、人は抱えている問題の本質を解決しない限り、何度も形を変えた同じような問題にぶつかり、繰り返し悩み続けることになってしまうのだと理解しました。

私は常に『何か身の回りに不安要素がないか』、『事前に対策を用意しなくては』と事前に問題を見つけることで自分を守っていると考えていました。

トラブルが起こったとしてもそれは自分への課題だと理解し、解決することで自分が成長していると考えていたたため、精神的に追い詰められることも肯定していました。

しかし、このような自分にとっては当たり前の身体に染み付いていた考え方が、不健全であり無意識レベルで悩みのスパイラルを作っていたことに気付くことができました。

普段の生活の中で感じるひとつひとつの感情について、これまでは意識せず流していましたが、自分が思っているほど自分を理解していないことが分かった今は、友人と仲良くなるような温かい気持ちで自分と向かい合うことができました。

まだやっとスタートラインに立ったような状態ですが、毎日の生活の中で自分の人生や生き方に対して不安感ではなく前向きな気持ちで向かい合うようになってからは、

これまで躊躇していた選択にも自信が持てるようになり、色々なことが好転していきました。

同じ行動をとるとしても、また結果が思わしくなかったとしても、目の前の感情だけではなく広い視点で自分の選択を受け止めることができれば、見える世界も自分も変わっていけるのだなと実感しました。

後藤先生とお話しし、以前よりも自分や周りの人達に愛情を持てるようになれました。

本当にありがとうございました。