似合う色･･･という存在を私が知ったのは、もう２５年も前の話です。思えば長い年月が経ったものです。似合う色の存在が多くの人に知れ渡ったわりには、中身が薄くどうでも良いことになっているのは、大して効果が感じられないからだと思います。

どうして効果が感じられないか･･･　それは残念ながら間違い診断が沢山存在しているからでしょう。あなたの身体に適切な電磁波を選べなければ、心や身体が軽くなることは感じられないので、どうでも良いことになっておざなりになるのは仕方ありません。だって、似合う色を選ぶのは、それなりに難しいことだからです。私のクライアント様は、心も身体も軽くなる体験をしているので、わざわざ似合わない色をそれ以上着たり、買ったりする気にはなれないと思います。

似合う色が波動を上げる理由１…　あなたの身体の中の波動に近似した波動を着るから身体に無理させない

これは、著書を書く理由になった最も私が言い続けている部分です。似合うということは、あなたの肌の細胞に隠れている色の配分に適応する具合を見ているわけですから、似合う色の範囲は、あなたの肌に無理がない訳です。無理がないので、その肌が身体全体をくるんでいるので、身体が楽になるのは当たり前の話です。

ずっと無彩色ばかりを着ていたら、ひからびた野菜みたいな状況にさらされているのと同じです。

最新の冷蔵庫は、野菜室にラップで包まなくてみずみずしい機能とかがありますが、それと似ています。昔のただ冷やすだけの冷蔵庫に入れているのか、適切な温度で保存しているのかで食品の傷みも保存期間も変わるように、私達は肌に包まれて肉体を守っています。このバリアでもある肌がくれている情報を色から読み取って、適切な波動で全身を包む方が自分にやさしいに決ってきます。

似合う色が波動を上げる理由２…　オーラとも一致しやすいことで見た目のナチュラル度が高く輝いて見える

無理させてない身体の状態を維持出来た上に、外見への説得力が増すのも同時に起きるメリットです。昔は　「見た目が9割」という本が売れましたが、これは中身が良くても見た目が取り残されていると上手くいかない…というセミナーでの上昇志向が強い土の時代の最終期に流行った流れでした。

人からどう見られるか…？　　ではなく、自分が自分を好きでいられるか？　自分が豊かで過ごせるか？

この観点が、実は大事なのではないでしょうか？　自分が楽、自分が満足、自分が穏やか、自分が安心…　そういった気分でいられるように自分をお手当てする意味で似合う色を着ることが大事に思います。　勿論、似合わない色でも自分が着たい色があるなら、それを着ることは自由です。そのことでテンションが上がるなら良いと思います。ただ、科学的には、アルコールを飲んでテンションが高いけど後で身体が疲れる…　に似た状況はあるでしょう。楽しむために羽目をはずす時があってもいいのですが、それが続くと不自然になることも頭の隅に置いておけば良いと思います。

似合う色が波動を上げる理由３…　波動としての不協和音がなくなることで直感・ひらめきが受け取りやすくなる

これは人によって感覚が違うので、不確かな現象と行ってしまえばそうなのですが、私自身も理屈っぽい人間で現実的な考え方をする人なので、直感は起きてもそれをほったらかしにしてきた人です。カラーの仕事をする様になり、直感が自分にもあったこと、洞察力が高いことを思い出すように仕事の中で気がつくに至りました。

肌を電磁波として無理ない波動で服として着ているなら、自分の波動と近似しているわけですから極めて不協和音が少ない状態に整えているわけです。なので、心の不協和音に気がつきやすい状況が生まれます。

言い換えれば、自分の心の声に気がつきやすい、自分の内側の違和感に鈍感ではなくなる…　ということ。

身体を覆っていた雑音が取れてしまえば、意識は内側に向かいやすくなります。自然の中、森や海や川のせせらぎが聞こえる場所などにいくと大きく深呼吸をしたくなったりしますよね。それは街中の喧噪から逃れて、心が落ち着いてきたことで、自分に集中しやすくなっているためです。これと同じように、無意識で着ている自分の波動に喰い違いが多い色は身体を不協和音でうるさくしているのに似ています。

自分らしくいられる、身体にやさしい色で、自分の周りに纏わり付く雑音から守ってあげることで自分に集中出来る。

マインドフルネス、瞑想が得意な人はいいですが、私も含め苦手な方も結構多いはずです。苦手なら尚のこと、自分の周りに不協和音をくっつけすぎると自分に集中することができず、周りの人や出来事に意識が持って行かれ疲弊してしまいます。内側が安定しないことでトラブルを引き寄せて、益々意識が自分の外側に向かってしまうので、それを最小限に防ぐためにも自分に適した電磁波で波動を整えてあげることで、不安定要素を削減できるのです。

あなたの波動を上げる…　このような言葉を言っても浮かない時代になったなとつくづく思います。25年前は、ちょっと可笑しい人のように見られてしまう時代でした。それだけ地球が波動をあげた結果なのだとしみじみ感じます。地球に住む人間全てが波動を上げられれば素敵ですが、どんなパラレルの地球に行くかの選択は個々人に委ねられていますので、自分が自分の面倒をみて行きたい波動の地球で暮らす…　ことをまずはやっていきましょう。

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