タイトルの写真の色の組み合わせも補色配色です。サマーの色の赤紫と水色の波に反射した空が見せた偶然の美しさなのかもしれません。
服選びに困る原因の一つに色そのものも悩みの種ですよね。訓練しようにも、普段お生活でたくさんの色を意識的に一度に眺めることがないので、極めるのは難しいですね。私が脳内で比較的たやすくコーディネートができるのは、16年間売り場業界に勤めていた恩恵だと思います。私が補色配色をよいというのは、このあたりの経験も踏まえ、皆さんが選ばないけど評判のいいコーディネートだからです。
パーソナルカラーのカラーパレットは見慣れていても、そこから色を選び組み合わせて服に具現化するのは大変!
今や、オンライン診断などもあたり前に思ってやっている人はたくさんいるでしょう。手軽だし安価だし、コロナ下で安心だし…などなど。それで構わないと思うなら、それでいいのだと思います。その方の欲求度合いがそのあたりということでしょうから。いわゆる4つのシーズンカラーは下記のような感じです。
今回は、それぞれのグループから、赤と青の補色配色を服として組み合わせるなら、どんな感じなのかについて説明しようと思います。
ブルーベースのウィンターとサマーの色の違いはこんな感じで、ボケ具合が違う
ウィンターの特徴は、純色(最も鮮やかな色)とアイシーカラー(白に色を垂らしたくらいの極薄パステル)と無彩色で、要は3極論のポジションですから、ぼけた色がありません。逆にサマーは、純色に白やグレーや水で薄めた丸みのある色です。その2つを比べると、このくらい特徴が違います。
ちょっと暗めな写真で恐縮ですが、赤と青を配置したとき、左のウィンターは冴えた色で、右のサマーはぼやけたピンクと薄いブルーグレーです。服に落とすときは、これが上下ならウィンターは青をネイビーに近づけます。サマーは現実的にこのような組み合わせにします。
同じ赤でも、サマーはぼけたピンクになりますが、ピンクも色相は赤のグループです。で、サマーは真っ赤より赤紫寄りの赤が得意なので、なおさらピンクに見える方向に偏ります。青に至っては青じゃないじゃん!というくらいのボケ色ですが、現実の服にするなら、このくらいが上品なサマーを表現できるのです。どれだけサマーが柔らかいポジションなのかがわかると思います。もちろん、もっと鮮やかな色が着れるサマーさんも実際はいますが、日本人の場合は、柔らかい色の方が得意な方が圧倒的に多いです。白人の方は鮮やかでも全く大丈夫な方が多いですね。
イエローベースのオータムとスプリングの赤と青は色がずれた方が現実的な服になる
オータムとスプリングの赤と青は、ブルーベースに近い青も存在するように見えて点数が低いので、服に使うには現実的でなく、オレンジレッドかオレンジ、そして青は青緑の領域にしっかりと寄せた方が服としての整合性が高まります。最近はオレンジレッドも売場で見かけるようになりましたが、それでも確率は低いので、これを探す労力は一般人の服において現実的ではありません。この色が100点の人は、見つけたらとにかく買う!くらいの勢いが大切です。
左がオータムのレンガ色で、青がティールブルーといわれる青寄りの青緑で、右がスプリングのオレンジレッドと青緑です。オータムに落ち着いたトマトレッドもありますが、服としてはレンガ色の方がはるかに現実的に見つかりやすいです。ティールブルーに関しては、くすんだものから、スプリングも着れる澄んだ色まで最近は結構豊富になりました。 また、スプリングさんは、鮮やかなオレンジレッドが服だと結構いけるケースが多いので、Tシャツなどのトップスで試してほしい色です。青緑は鮮やかな色で、赤とぶつけるとキツイですが、これに白と足して薄まったペパーミントならきれいに薄まり、赤にもピーチにも合わせやすいので、パラーパレット上にはないですが、ぺパーミントは見つけたら、必ず買うくらいの勢いでいいと思います。
ということで、服のコーディネートで現実に大切にしている補色配色の事例を、赤と青で今回は上げてみました。この後も、違う補色配色をいくつか比較してあげてみようと思います。
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