前回もお話をしましたが、お子様のパーソナルカラーの診断をしてショッピングエスコートにいったお嬢様のご両親から、それぞれご報告を頂きました。その後、ご近所に似合う色が揃っているお店を見つけ、たくさん試着を繰り返して似合う服を捜すことに嬉々としているお嬢様の様子を教えて下さいました。
自分の「お気に入りの基準」ができることで安定する
お買い物したお嬢様のお父様も一足先にショッピングエスコートをしていたのですが、その理由はもちろんビジネスのための戦略です。中間管理職として立場が変わる近未来に向けて、服装を見直しながらメンタルの持ち方を検証し、自分の強みを再確認することが目的でした。自分の似合う色がスプリングと分かりビジネスウエアをショッピングエスコートで揃えた後、彼は自らライトオレンジのマフラーを買ったそうです。
「これまでは絶対に買わなかった色ですが、他色のマフラーよりも試着で合う感じを受け、感覚が変わってきた感触を得ています。家族で少しずつ目と感覚を鍛えながら楽しんでいきたいと思います。」
奥様もご自身も、そしてお嬢様も似合う色を調べて性格の違いも、それぞれの強みも改めて把握出来たことは、家族にとって新しい意識変革だったことでしょう。
お互いの個性が解る=ありのままの自分を出せる…という安心の感覚が目ざめる
今までは自分と違う家族の反応に「なんで?」と感じることが多くても、カラーを通してお互いの性格の特徴を把握していると「なるほど、そういう反応ね、そういうことだったのね…。」という理解ができるようになるので、単に頭にきたりガッカリしたりすることがかなり減ります。感情というエネルギーの無駄遣いも削減できるのです。 ありのままに出せる様になる… 理解されないのでは?不安を抱えながらやり取りする状態から、解ってもらえるから大丈夫と思って普段から生活しているのでは、家族のコミュニケーションも全く違ったものになりますよね。 お母様が買い物を終えて振り返ってお嬢様のことをこのように観察していました。
「娘は、後藤さんが全てを受け入れてくれるので、安心して、後藤さんの前でありのままの自分をだせたのだと思います。娘のお気に入りの店も見つかり、スタート地点にたった感じで、毎日服のコーディネートを楽しんで全身の色を鏡で確認しています。」
お嬢様が自分のことをよく観察し、楽しんで深めている様子を見守っているお母様の暖かい視線が感じられますね。私がお嬢様の全てを受け入れていたかどうかはわかりません。私はお嬢様がオータムでこだわりを内在したお子様だという事実を受け止めていたにすぎませんが、そのことがお嬢様には暗黙の了解として伝わり、彼女をのびのびさせていたのだとは思います。自分が否定されないことを、お嬢様は直感で見抜いていたというのが真実だと思います。
心を解放されると自分らしく生き始め、相手を大切にできるようになる
そして、更にお母様がこのように行って下さいました。
「家族皆が心を解放して、自分らしく生き始めて、相手を大切にできるようになりました。」
そう、このことこそカラーがくれる恩恵です。似合う色を着て素敵になるのは当たり前。その先にある魂の次元を上げる作用となるのは、自分の心が安定して余裕が生まれることで、家族お互いがお互いを大切にできる心が育まれる状態になることなのです。家族でも一人一人個性が違い、性格も異なるから噛み合わない部分やすれ違う部分も当然あります。でも、違うという物差しをきちんと持っていることで、違いを活かし合える関係に家族が成長すること、いたわり合えるようになること… を体感して欲しいのです。
この家族に、個性を尊重し合える「ゆとり」が生まれたことに、私は幸せを感じています。自分を理解されず苦しんで思春期を送るお子様達を、私はSNS相談でもたくさん見てきています。その親御さん達も自分を理解出来ないまま親になりもがいているのです。 自分を理解する… それは、他者を理解するための大切なプロセスです。コミュニケーションとは、むやみやたらに自分を人に押しつけることでもないですし、無理して解ったふりをすることでもありません。豊かなコミュニケーションは、自立した関係性に宿るものです。
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