「仕事だから無難でいいんじゃない? どうせ黒か紺と言われているし。」
どうしてそのような規定が出来上がるかと言えば、自覚のない人がトンチンカンな服装をしてしまうことを避けるためです。トンチンカンな服装をしてしまうのは、指示されないとどうしていいかわからない人もいるからです。
あなたはビジネスマンとしてどのレベルを望むのか?
● 常に人の指示をうけて与えられた作業だけを行う
● 指示指導をうけながら体験を積み、自分なりの仕事の仕方を開発する
● 責任を持たされ実績を出しながら、成果を出せるプロジェクトチームを動かす
● チームリーダーから組織を引率する立場をめざす
● 経営層をめざす
● あるいは、枠組みに縛られず自分が起業する、経営者になる
あなたはどこを目指していますか? あるいは望みますか? トンチンカンな服装をしてしまうのは目の前の自分の都合しか考えていないことで、周囲や相手先様のことに気持ちが及ばないことで起きてしまいます。これをされては困る企業側は予め最低限のラインを引くために、黒・紺のスーツというルールを設けるので、これが「無難」という一般常識におさまったわけです。
では、一流経営者はどう思っているでしょう? 無難だから黒・紺を着る・・・わけではないですね。
ファッションが変わればビジネスが変わる
アサヒグループホールディングスの会長兼最高経営責任者(CEO)、泉谷直木氏が日系スタイルで語っている言葉です。
「身だしなみとは身を嗜(たしな)むこと。とかく常識的なものに捉えられがちですが、嗜みとは本来、好みとか趣味のこと。つまりその人に合った嗜みであり、自己主張や自己実現につながるものなのです。」
こちらがその記事です。
私は普段からあなたらしい服装をすることがホスピタリティのある状態で、似合わないトンチンカンな姿を相手や周囲にさらすのは品格を疑われるに等しいと言っていますが、まさに言い得て妙なりの言葉が並びます。
「装いは『地味ならいい』とは限らない。ファッションは単に着ている物ではなく、その人のスタイルを表している」
「BtoB(企業間取引)かBtoC(消費者向け取引)かなど業種によっても、装い方は多少違いがあると思うが、いけな
いのは相手に威圧感を与えたり、軽薄な印象を与えたりするファッション。自分で表現できる範囲はどこまでかをきちんと考え、決める必要がある」
泉谷氏はファッションをとおしての自分表現がビジネスの力量の一部であるとしっかり語っておられます。自分の範囲を見定める意識があるなら、相手への配慮ができるホスピタリティが働いているわけですから、自ずと仕事もそのような動き方と推し量る力で対応されていることになりますね。
どうせ気にするなら、一歩先の嗜(たしな)みで間違いの無い「似合う服装」を手に入れる
泉谷氏が「身だしなみ」は身を嗜(たしな)むことと言うように、嗜好は「好んでたしなむ」状態のことです。「好む
」という字は「好ましい」とも読むように、「自分に好ましい嗜み」という意味をくみ取るなら、単なる「楽」とか「気に入っている」ではなく、身だしなみと言える範囲を見極めることが無駄のない自分捜しになります。
似合う色から始まる自分物語は、今まで気づかなかった自分の魅力に必ず出会えます。私が行うコーディネートは似合う色はもちろんのこと、似合うイメージをさぐり当ててあなたらしい、でも新しい世界を身だしなみレベルで生み出していきます。色をしっかり診る、そして似合う意味を体験していただくために売り場でたくさんの試着をしていくショッピングエスコートをとおして、あなたはホスピタリティに溢れた「身嗜み」に出会うのです。
身だしなみは「ついで」ではない、あなたの姿勢そのものを無言で語るリアルだ
服装を考えることは、実はメンタルトレーニングの要素があると、メントレを学んでからつくづく思っています。何を着たいか、どこへ行くか、誰と会うか、気温はどうかなど、その日の条件で選択肢は変化に飛びますから、適合する範囲をはじき出す計算と情熱が必要です。その計算には、泉谷氏が言うように「ミッション(使命感)」が当然ふくまれてくるものですね。
そして、泉谷氏は先人のファッションオーソリティの言葉を披露しました。
ココ・シャネル『美しさは女性の武器。装いは知恵。謙虚さはエレガント』
ジョルジオ・アルマーニ『エレガンスは目立つことではなく、記憶に残ること』
イヴ・サンローラン『ファッションは廃れるが、スタイルは永遠』
あなたは、ビジネスマンの偉大な先輩の言葉を聞いて、どこから真似ていきますか?
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