カラー診断士養成に必要な技術とメンタル

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カラーコンサルティング（色診断）
カラー診断士養成に必要な技術とメンタル

カラーコンサルティング（色診断）
2018.01.15

カラー診断士養成に必要な技術とメンタル

普段お話しないトゥルーズカラーでの診断士の養成の課程について少しお話しようと思います。色は何も考えなくても視界に入り勝手に見えるものなので、色の重要性に重きを置いて考えるというとらえ方が通じないケースが多くあります。本当に変わりたい人が評判を聞いて私のもとに来るケースがほとんどですが、その人は本気モードだからです。

色という電磁波を自分の身体と心に適したものを服として纏うことで人生を修正する

似合う色には見栄えを良くすることが効能だと思われていますが、それは単なる入口の話です。毎日似合った色を着ていくことで心と身体が本来の自分を取り戻して、歪みのない生き方を取り戻すためのものです。似合わない色を毎日着続けることは、適合しない血液を1滴づつ毎日自分に入れるようなものだと私は思っています。すぐ死んだりしないけど、数年もたつと病気の素を作ってしまうようなものだと思います。

一番の目的は心の次元を上げる領域まで魂を成長させるためには、見えない心の負荷を取り払うまで注意を払う必要があり、そのレベルでは服の電磁波という微細なものにも気を使える感性が動いた方が成長のスピードが速いのは当然というわけです。

なぜこれを学ぶのか？診断士に志を語らせ、納得しないと教えない

カラー診断士になるには大手の学校にも講座があり、それなりのカリキュラムならベーシックとアドバンスの2段階で100万ほどかかるというのが王道の状態が20年前でした。でもこれは学校形式ですから「一対多」という状況です。私もこの状態で学びに行きましたが、サラリーマン時代に教育担当者だった私はその内容の薄さ、特に診断に関わる技術と接客対応の指導の粗末さに驚き、自分で腕を磨くしかないという決意をしました。自分で組み立てた色の説明や事例の示し方、診断のドレープの組合わせの多くの応用方法を考え、人が聴いても楽しいく意義のある説明と活用方法など、最低でもお一人2時間はかける形を作りました。　すると教えて欲しいという人が現れてきました。私は教え子を募集していません。聴かれたら、その志を聴いて納得したら教えるスタイルで15年くらい指導をしています。

サ－ビス業とは？接客業とは？コンテンツ業とは？

私はカラーを生業にする前に、16年小売業界で売場と人事教育と営業管理を経験していましたので、人にサービスや商品を買って頂く大変さは嫌と言うほど熟知していました。接客するために喜ばれる話をし、満足いく商品や結果を手渡しするのは当たり前に思っていましたので、そこに焦点を当てた診断と接客をつくっていったのです。
　コンテンツ業はオリジナルの解釈や説明・体験・事例を解りやすく楽しく使えるように話をすることが使命です。人生をよくするために、クライアントが成長できるように導く話が出来なければ、コンサルタントとは言えません。身なりをよくする診断ではなく、人生を変えるきっかけを手渡すナビゲーターとしてのコンサルを意識して20年やってきました。

誠意ある技術にまでもっていく指導の本質とは？

教えて欲しいときた人達に、一番厳しく指導するのはプロ意識です。お金を頂くにはそれ相応の技術があるのは当然として、それに加えた喜びを差し上げなければ価値がないと教えています。そのために･･･

１，色彩基礎知識の習得　パーソナルカラー以前の色そのものが何かを学ばなければ、
見た目の好みだけで色を見ている一般の人に解るように説明ができません。
２，お客様にきちんとした診断をするための基礎的な知識と流れを理解して、
診断に必要な接客の言葉を自分で喋れる訓練をします。
３，プロとして様々な角度からくる質問に答えられるような応用知識を理解して、
知識を解釈に深め、アウトプットできるための土壌を作っていきます。
４，実際の接客練習をモニターレッスンとして一人でできる自信が付くところまで
接客練習を繰り返し、お金を頂くメンタルと作っていき、腕を磨きます。

一人前になるには時間もお金もかかるが、やりたい自分が一番

色を学んでいるのですが、実際はその訓練を通して人生を学んでいると言っても過言ではない状況です。なぜなら、トゥルーズカラーでの指導はマンツーマンだからです。学校では恐ろしいほどの浅い内容で憤慨した私は同じ事をやるつもりはありません。自分の分身をつくるつもりで魂を込めて教えています。もちろん教えた全員が上手くいくわけでもありません。みな学ぶ途中で自分の本気度を試されてしまうので、途中で諦める人もいます。それも人生です。何をするにしても、その過程で自分がどうなのかを見せつけられるもので、サラリーマンでもそれは同じでしょう。

一人で何かができるようになるためには、本気出なければ成就しないのですから、自分がやりたいかどうかが分かれ目です。そのためにもお金も時間もかかるのは当たり前です。タダほど怖い物はないですからね。

自分を大事にすることは、人に本気で向き合えるかで答えが跳ね返ってくる

自分を大事にして人生を生きたいなら、他人（お客様）に本気で真剣に向き合うことだと思います。逆に言うなら、他人に真剣に向き合えるなら自分を大切にしていることに結局なるのです。人に優しくすれば、必ず自分も優しくされることになっていくのが法則です。いいサービスを提供するなら、それは自分の人生を良くするのです。自分の身なりを人が見ても心地よいものに気を使えるなら、色はあなたを良くしてくれ人に気を使って貰える人になるのです。