Taeko Goto Blog

頑張ってる俺ってちゃんとやれてるのか?自分では見えない真の状況

ある40代後半のビジネスマンのお話を聞きました。今年を振り返るセッションの中で、どんなことが起きたのかをこの方に振り返ってもらいました。仕事において、これでもかと言うくらい、ありとあらゆる水面下に埋もれていた問題が試されるように彼の目の前に噴出したそうです。それが起こる火だねはもちろん彼の責任下でおこったものではないのですが…。

起きている問題は見えているが、なぜ今自分にそれが降りかかっているのかの解釈が難しい

会社の中には過去の歴史の中で片付いていない(面倒で誰も着手していなかったシステム改善など)水面下の問題は潜在的にあり、どのタイミングでそれが表に浮上するかという現象は必ずありますよね。自分が今の部署を担当する前にあった火種が、今自分が担当する段階になってたまたま浮上してきたんだけれど、
「オレが片付けなくちゃいかんのか?」みたいな話です。


この時に、「運が悪い」と思うのか、「誰かがやらなきゃならないもんな…。」と思うのか、「あれ、これってオレができる可能性があるから起きている現象?」と思うのかで、意欲がだいぶ違うと思いませんか?
なぜ、この問題が自分に降るかかるのか? それは何かしらの因果が働いてあなたが引き寄せたからです。あなたに気がつかせたい「何か」があるので、それを体験させることで「気づけ!」と宇宙法則が働いているからです。

お試しか、サボったことへの逆襲か、同じ苦労でも見極めが必要

以前、TBSでやっていたヒットドラマの「仁」がありましたが、その中で印象的な台詞がありました。主人公にある開発者が諭す言葉で、
「ことを成し遂げるためには一緒に渦に巻き込まれてはいけない。渦に巻き込まれてしまう人を助けたいなら自分
渦の外にいなければ助けられない。」


起きた問題を自分が見慣れた色でないとしたら、どのくらい遠い色なのかを推し量るようなものですね。自分のテリトリーなのか、はたまた全くグループが違うのか、まあまあ着れる色なのかなど見分けられれば、対処の仕方(自分の得意な色と馴染むかどうか)が見えてくるでしょう。

今年だけではなく3年ほど振り返り、その中の大きな流れから今の自分を捉える

渦に巻き込まれてしまいそうな時、あるいは自分が流されているようで自己承認が上手くいかない時、「今」を客観視するために、3年前から振り返って何をしてきたか、この3年で新しく自分が経験してきたことを書き出すと、今ぶつかっていることの問題の主旨がみえてくるかもしれません。
 
3年前くらいのことは、もう気にしていない過ぎたことになっているでしょうが、無意識レベルではその時の体験や疲労感、高揚感などが忘れないまま漂っていることも珍しくありません。疲れていれば無意識に動きたくないし、高揚感があれば何だか元気な気分だったりするのです。サラリーマンは基本的に擦り切れるような状況が多いので、問題を直視しすぎて見えなくなってしまうことも多いでしょう。

人にどう映っているか第三者の客観視をもらい、フラットになる

さらに、自分がどんな状況にあるのか第三者に話してコメントをもらうと、重く暗い問題がそうでも無いことに気づける場合も、あるいは案外処理できる対応案が見えてくることもあります。自分の頭と感情の中だけで、極子的に見ている=自分の畑の色ばかり見ている ことになるのと同じです。

違う畑の人が自分の問題の色を見たときに、それをどう感じるかを聴いてみるのと同じで、普段あなたが見ている印象とは違うものです。その視点や意見を聞けば、解決への糸口が見えたりするものです。コンサルタントやカウンセラーはそのような存在ですね。
人とお金は使いよう…ですね。

 

 

応援して下さる皆さまへ3ステップをお願します!
下記をポチッとクリック!
サイトでの右下順位が出たらそれをクリック!
私のブログタイトルをさらにクリック!で応援完了♡

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

メール講座

PAGE TOP