イエローアンダートーンのスーツの選び方

こちらはブラウンのセットアップ（上限ばら売り）でスーツになるジャケットとパンツ、アイボリーのYシャツ、そしてオレンジ系のネクタイです。シャツは襟が白いクレリックになっていますが、真っ白の襟が付くクレリックが似合う人は実はウィンターのみで、それ以外の方はお顔が寂しい感じになるのでクレリックはおすすめしません。爽やかだと思う方のいると思いますが、イエローアンダートーンとサマーの方は、真っ白が首元に来ると冷たすぎて寂しいので貧相な印象になってしまうのです。
また、紺やグレー・黒などのスーツは言語道断です。あなたの暖かみを黒やグレーが全部吸い取ってしまうので、エネルギー的にも損をしてしまうので、買っても得はありません。

Yシャツはとても頑張りどころで、実は市場にほぼ着れる物がなかなかありません。じゃあどうするか？　オーダーです。先日も続けてスプリングの男性がやはりオーダーでつくりました。でも値段が手頃な物もあるのでご心配なく。6900～7900円くらいで作れます。もちろん高いものにはキリがありませんが。上の写真のアイボリーは大変良い色で、スプリング・オータム共通で着れますから、是非、このような色を捜して下さい。

写真のネクタイはオータムですが、ネクタイは990円～10,000円クラスまで、それなりに色々ありますから、シーン別にいろいろな価格帯のものを使うとよいでしょう。私は1万円クラスも、990円クラスもあなたに似合う物ならおすすめしています。

靴・ベルトも当然茶色にする必要があります。オータムは焦げ茶（左）など比較的重たい色で良いのですが、スプリングはキャメル系や黄身がかった明るい茶色(右）も革製品には多くあるので、それが優先です。ただし、いくつもバリエーションを揃えられるなら、明るい茶～暗い茶まで網羅して揃えていくことは、イエローアンダートーン共通で良いことです。
要は、自分の本拠地を逸脱しない範囲での構成比、つまり7割が自分のグループの色で構成されていたら、3割はオータムがスプリングをいれても、その逆の場合でも許容範囲ということです。