生きる「本質」は新しい自分に出会うこと

Taeko Goto Blog

ホーム
ブログ
心理分析とメンタル開発
生きる「本質」は新しい自分に出会うこと

心理分析とメンタル開発
2017.01.15

生きる「本質」は新しい自分に出会うこと

私達は何のために生れてきて、死んでいくのか？
こんなことを日常のこととして毎日のように意識して過ごすようになったのは、鬱になってあまりに苦しく自殺を考えた頃からだと思います。　こう言うと、暗い影を持っている人に想像する人もいるでしょう。　でも私を知っている方は私がどんなに熱量のある江戸前な性格なのかをよくご存じのはず。苦しんだ挙句に見えない世界とそこそこ通信ができるようにもなり、それだけでも十分自分は変わってきたわけで、死ぬまでに30年くらいあったとして、どのくらい変われるかは想像もつかないと思うようになりました。

心の筋力は鍛えて使えるようにするだけで人格は変わる

あるセミナーで心理分析を学んで、自分にどんな特徴があるのかという情報をもらうことは簡単な話しです。
エコグラム、エニアグラムなど心理学側面からでもあらゆる観察側面が存在しますが、知ったところで活用方法がわからないと自分が変わるきっかけがつかめません。　そうなると、情報も宝のもち腐れになるのでその情報は占いのように「知ってる」という話しのネタにしかならないのが、私の最もイライラする部分です。自分を開発し変われることに役立たないと、知識だけでは体感がないので変化がおきません。
私が色の力に着目したのは、変われる実体感が生まれることで心理的に揺さぶりをかけることができ、その体感からメンタル開発につなげていけると気づいたからです。実際に私は想定外の色との出会いで心に揺さぶりをかけ、自分の弱みを知り、それを強みにひっくり返したことで、自分が自分であっていいいと腑に落とすことで、計り知れなくタフになる変化を遂げてきたからです。　「タフ」とは強靭という意味ではなく、「しなやか」という意味です。

自分の色を知るところから、本質の糸口を見つけ、多色を織り成す

私の本質を捜す糸口は、サマーという色のグループの中から、もっとも紫が似合うということから始まりました。
色は虹がそうであるように、基本的に光は7色から始まっていますし、音もドレミファソラシで７音階で、肉体に宿る変電所と言われるチャクラにも7段階になっていることから、色と人に宿るエネルギーに関心を持つようになりました。
自分の人生を謳歌するとは自分をよく知って活かすことですから、その探求を色に置き換えると目に見えるので分かりやすいのです。　似合って最も自分の心がしっくりする色は、あなたの中心軸です。その1色から他の何色を組み合わせて自分という織物をつくっていくかと想像すると解りやすいと思います。　その布は鮮やかな色で織り成すか、やさしい色で織り成すか、仕上がり方はあなたの人生のシナリオの中に必ずあるのです。

似合う色はオーラとして自分の中にも漂っている

似合う色の1色を選抜したとして、それに何を組み合わせていきたいか？を考えてみて下さい。私の場合紫がはじめの色で次に見えたのがライムグリーン（黄緑）です。紫が霊性と悟りなら、黄緑が向上心で、私にはとても納得のいくものでした。
この2色にさらに色を加えていく作業を、心の筋力に例えると、後から加える色が未発達の心の筋力に相当します。

私の場合、紫＋黄緑＋青緑＋赤紫が感じている色で、欲している色でもあります。青緑は「人助け」、赤紫は「ヒーラーを癒す人」の意味があります。現実的には、青緑と黄緑は私の似合う色ではありませんので着ることはないですが、心の色として紫、赤紫を支える色（補色）として見ています。色として自分の心のあり方を見定めると、不思議と自分の心も落ち着き、人生をこれらに色で着色するイメージが湧きます。　心の筋力を鍛えて新しい自分に生まれ変わることと、新しい色を加えて布に深みを加えていくことは同じことです。　新しい色が加わることは、新しい筋力が発達していくことに自分がフォーカスし始めたという証です。

まとめ

新しい自分に出会うこと…それは、自分の本質を増幅させ成長していくことです。　今まで否定していたことも、自分が変われば許容できるようになったり、気にならなくなったり出来るようになるのは、自分の本質が豊かになって振り回されなくなることで自在になるからです。　だから、自分はどんどん変わっていくべきなのです。変わるとは価値観が変わるのではなく、価値観が豊かになることで些細なことに煩わされない自分になることです。　そのことでビジネスでもいい仕事ができるようになるのです。