Taeko Goto Blog

本質を感じる営業マンの声には色がついている

ここ数日、何件かの営業電話が飛び込んできます。面白いもので必ず一定時期に群がって電話が来るもので、なにか営業マンが私をキャッチする電波が飛んでるらしいと思うようになりました。
それにしても、人によって声色の違いに驚嘆します。声色なのか?声質なのか?はたまた魂の次元の違いか?
きっと次元の違いも口調に出てしまいますね。

話すに至らない営業マンの声はプラスチックのよう

いわゆる自分の言葉でしゃべれていない人の声ですね。マニュアル読んでいるのかな?と思うセールスの台本読みのような声を聴いたら、誰でも「ああ、セールスか、何か売りつけたいのね?」 と思いますよね。丁寧な話し方や柔らかい声を出していても、魂が込められていない薄っぺらい口調は決して心地の良いものではありません。
また、自分の言い分を聴いてもらおうと、丁寧でも遠回りな話し方は魅力が無いのでイライラしますね。
共通なのが、これらの方の声には色がついていません。言い換えれば、その人の固有の感性がないので、お面が喋っているように聞こえるのです。 物に例えるとプラスチックが喋っているように聞こえます。声は音波ですが、波動には変わりなく
その振動が生き物の波動を感じない無機質なもので、違和感しか湧かないのです。艶とか湿り気とかを含む色が無いのです。

自信のない営業マンの声はグレーの声

しゃべってはいるものの、無彩色で色調が無いのが自信のない営業マンです。色調が無いのは、自分自身の声でしゃべってしまっては仕事にならない、相手にされないから自分を出さないように必死に喋っている感じです。これも無気質なのですが、なにか侘びしさが混じります。 そう、曇り空を見ている時に、青空が恋しくて溜息をついてしまうあの感じです。
「あ~ぁ、晴れないかなぁ~?」 と残念に思うあの感じは、仕方ないのはわかるけどやっぱり晴れて欲しいな…と思う気持ちによく似ています。 「いつかは晴れた感じで話せたらいいですね!」と言ってあげたくなる「どんより」した痛みと悲しみが漂っていることを本人は気づいているのでしょうか?

やる気のある人の声にはその人なりの色がついている。

先日も電話1本で結構な買物をビジネスでしました。
「顔も知らないあなたから買物するなんて勇気のいる話だよ!?」 という皮肉をいう私に
「いや~、ほんとですよね!」 と否定しないで受け止める会話ができる方でした。
まだ30歳くらいの方でしたが、自分のやっていることに自信はあるようで、人の話や言い分を聴く余裕が彼にはありました。
「何を目的として、このビジネスをしているのですか? あなた方のビジネスの意図はなんですか?」
と尋ねたら、きちんと答えが返ってきました。少なくとも私の質問はマニュアルには書いてなかったはずです。
その答えに納得しなければ、私は受け入れるつもりはありませんでした。
その時に感じていた彼の声は、「青」でした。
毅然とした態度でしゃべる姿勢には、「伝える意志」を感じました。会話が成立するのは、たとえ顔が見えなくても、その人らしい色が声に感じるかです。

まとめ

その後も、「赤」を感じるの声の人から電話がありました。 熱量があるのです。彼の声はビジョンがあると感じました。青の人より情熱がのっている「やる気」の声です。 聴けば、話べき人か、そうでないかは「その声」ですぐ分かります。
赤の人は、もう私のタイミングが無いので、すぐお断りして詳しい話を聴きませんでしたが、彼の声なら話を聴いても良かったかな?とも思いました。 ただ、ビジネス上のタイミングがあわないので、「次のタイミングは〇〇くらい」といったら、あっさりと引きました。 物事のキリの良さを分かっている人だなと感じました。

知らない人から電話がきたら、「何色の声だろう?」と想像してみて下さい。案外イメージ出来るものですよ。色がはっきりしなくても、色を感じる、艶を感じる、乾いた声、湿った声など生きた人から出る波動を感じることが人と人を繋げていきます。

 

 

 

 

 

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